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人生の使命(ミッション)は存在するのか(2)

前回は私が教員になるのをやめて会社員になる決心をした話を書きました。

で、会社員になると決めたのは良いのですが、当然ながら就職先を探さないといけません;;;。

1980年代の就活生は(今もそうだと思いますが)仲間と一緒に企業研究をしっかりやって、学部の先輩などを通じたOB訪問をこなしながら志望先を決めていました。

業種は製造業はもちろん、商社とか生保、銀行などが中心でした。

しかし私はというと、教育学部に行った時点で世間ずれしてた上に(笑)、世の中にどんな会社があるのかもよく知らなかったし、会社員になった先輩も限られていました。

もう、完全に出遅れています。

結局、今までに聞いたことがあって、仕事の中身がなんとなくイメージできる流通業とアパレルを中心に考えました。

あとはリクルート社から送られてくる分厚いリクルートブック(今のリクナビが昔は紙だった、、、)をパラパラめくりながらなんとなく面白そうな会社を中心にアプローチをしました。不動産とか専門商社も含まれていたと思います。リクルートも受けたなあ、、、。

いずれにしても、ろくな企業研究もせず、なんとなく雰囲気で面接を受けて、なんとなく答えるという、かなりヤバい学生でした。

当時、時間を割いてくださった企業の関係者の皆さんには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです;;;。


で、色々ありましたが結局、ある大手の流通業から内定をいただき、入社を決めました。この会社そのものがかなり波瀾万丈でしたが、右も左もわからなかった私を、辛抱強く育てていただきました。

この会社に入ったのが、自分の使命と関係があるのかどうか、はっきり言ってよくわかりません。

人生に自由意志はない、という小林正観さんの言葉を信じるなら、きっと何か意味があったのでしょう。

しかし単なる成り行きというか、偶然だったような気もします。

いずれにしても私はここで社会人の第一歩を踏み出し、30歳までこの会社のお世話になります。つまり、30歳で最初の転職をするのですが、そのことはこちらの記事に書きました。

振り返ってみるとかなり重要な気づきです。その点ではやはり意味があったのかもしれません。

では実際、この会社で私がどんな社員だったか、次回に書いてみようと思います。




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