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再会の意味

WALKMANでもiPadでも
シャッフル再生がありますよね。
アーティストやアルバム単位ではなく
登録しておいた全曲を
自動選曲してくれるランダム機能。
この詳細な仕組みは判りませんが、
最高の気分転換、自分探しの旅に
繋がると僕は思っています。

①一曲ごと新鮮に感じる
日頃は好きなアーティスト、あるいはアルバムを繰り返して聴いていますが、
自ずとマンネリ(感覚の麻痺)化します。また、その前後の曲との連続性で、一曲の印象が固まります。あるいは、その一曲は、アルバム全体のコンセプトの1パーツとしての存在になっています。

シャッフル機能で突如現れた曲は、新味があって、その前の流れからの登場なので、今までとは違うテイスト、独自性、新たな表情を彷彿しています。要は、新鮮なのです。

②待ち望むドキドキ感
僕は、ジャズ、ポップス、ギター演奏、ボーカル、クラッシック、ボサノバなど、これまで45年間聴き込んで来たアルバムをWALKMANに入れています。

シャッフル機能により、次にどんな曲が来るのか、楽しみでワクワク感が高まり、もう何年も聴いていなかった曲が予期せず登場すると、どこか懐かしく、当時のことを思い出し、頭の中は回想シーンで満たされます。その中には当然に喜怒哀楽がありましたか、全て我が人生。今、こうして生かされて、音楽が聴けているのですから、なんで恵まれた良き人生なんだ!と実感するのです。シャッフル機能のおかげでもあります。

③曲との縁、出会い
街で偶然に懐かしい誰かに出会う。
ある夜、誰かのことを想っていたら、突然その人からメールが届く(あるいは電話がかかってくる)ということがあります。
これを単なる偶然と割り切ってしまうと、人生は無機質で、滋味がないです。
何かのおぼしめし、天啓と捉えれば、その意味合いを考えたりして、面白くなります。

音楽もそうなのかもしれません。
次にどんな曲が来るのか。
どんな再会が待っているのか。
その再会が自分に
どんな感情やエネルギーを
授けてくれるのか。
ワクワクしませんか。

音楽プレーヤーはTechnologyの世界ですから、シャッフルの仕組みにも、ある一定の法則、ロジックがあるのでしょう。

でも、神秘的に捉えるかどうかは、
リスナーの自由です。
僕は一曲との出会いを、その再会の意味を
感じるのです。
「実に面白い!」

この秋、軽快に爽快に愉快に
いきたいですね!❢

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