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今年のアルバム、心の中のシーンを振り返る

今日12月5日は「アルバムの日」。年末にその年の写真を整理する日にしようとのこと。今月は、自分にとっての「今年の一枚」を選んでみるのも良いですね。

また、今週火曜に今年の流行語大賞が発表になりました。大賞は「3密」。やはり、といった印象。自分なりの「今年の言葉」を探してみるのも良いですよね。

振り返れば、今年は「ステイホーム」の日が多かったので、例年以上に日常や自分自身を振り返える時間があったのではないでしょうか。

家の掃除や模様替え、家族との過ごし方、会社や仕事との在り方、将来のことを僕は見つめ直していました。

例年では心のシャッターを切らなかったシーンが今年は胸のなかに貼ってある。心のアルバムには、例年では見ることのなかった角度からの自宅や職場、ときに通勤電車の中の光景があります。

平日の西日の差す食卓テーブル、アクリル版を隔て全員がマスク姿でまだらに席が埋まる職場、様々な色や形のマスクをして黙を守る電車内の見知らぬ人たち。

「1on1」を実施して初めて知った仲間の心情。ひとつの画面に並んだ仲間たちの笑顔。心のディスタンスの意味、歓迎すべき「心の3密」。

これまでは小さな窓から見ていたんだなぁと気付けた2020年。この年の意味を自分なりに考え、写真と言葉で振り返ると、日常への感謝、周囲への多謝、生きていることへの深謝がしみじみ湧いてきます。

「うなずいてアルバム閉じる炬燵の夜」弥七

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