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Just One And Only.
最近、単機能ボールペンを
こよなく愛でている。
黒か青のインクペン。
不思議でしょうがない。
若い頃から多機能ペンばかり
使ってきたし、集めてきた。
でも、使うのは黒か青だけ。
シャープペン機能は使わないし
赤も滅多に使わない。
なぜ、こんなにも情熱的に
多機能ペンを追い求めて来たのか。
![](https://assets.st-note.com/img/1662151915383-w5qAi2iLoe.jpg?width=1200)
今、つくづく単機能に魅力を感じる。
その機能のためだけの存在。
そんなに高価なものではない。
でもその機能だけはしっかりしている。
まるで職人さんだ。
不器用だけど、
このことについては負けないよ、
この仕事には誇りをもってるよ、
これだけは譲れないものがあるのよ、
この道だけをこれからも掘り下げていくよ、
その先でその道のプロになれるよ、
余計なものは要らないよ、
必要なものだけ持って
身軽に行きたいのよ、と。
そもそも僕自身が単機能。
多彩な才能、オールラウンドな能力を
全く有していない。
でも少しの得意技はある。あとは駄目。
不器用ですから。
確かに広い視野でマルチな才能、
多彩な分野で活躍できたほうが
人生は楽しいのだろう。
でももうそんな歳ではないのだ。
仕事の道は一筋、
広げるべくは、興味の湧く趣味の世界を
自由気ままに。
![](https://assets.st-note.com/img/1662151958361-VGlfOKVKvX.jpg?width=1200)
だから、単機能のペンを使って、
使って、使い果たす。
自分の指紋が染み込む程、
深い味わいが輝く程にね。
Just A Manでいい。
それぞれの生き方、やり方で。
![](https://assets.st-note.com/img/1662151980831-ZQSsAAhFDc.jpg?width=1200)
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