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これから先の覚え書き

現在地点の確認と先を見る

個人活動を始めて六年経ったので俯瞰してみる。
前回今までを振り返ってみたので、今回は今の立ち位置とこれから先について思いついたことをメモしてみようと思う。

身体面

今のところは自分なりのベストなメンテナンスを維持していると思う。これから先も地道に身体作りし続けていくつもりだが、どうしたって年齢というものがあるから何かしらの変化が出てくる。これは味だと思っている。味わいがある身体になりたい。

ムリに最大限に動かすことを目指さずに、つながりや空間支配を大切にして一つ一つの動作を洗練させていきたい。

ポイントは背骨、つまり胴体の使い方をもっと洗練させていくことだろう。歩いたり立っていたり、座ったりの動きも生活動作ではない次元に上げていく。伸びたり縮んだりが不自由なく出来るようカラダを作っていきたい。

とにかく倦まず弛まず毎日のカラダ作りを続けることだ。

精神面

常に好奇心と美への希求を忘れずにいたいものだと思っている。と同時に年長者として若い人たちへの応援の眼も持ちたいもの。氷河期世代として経済的余裕は無いのだけど、心の余裕は気持ち次第だと思っている。

マクロミクロに切り替えられる視点を持って、軽やかにしやなかに対応できる人でありたい。感受性豊かでありながら些細な日常に迷ったりブレたりしないよう泰然とね。

日常的に旅をして体験し、人と出会っていこう。

表現面

空間を感じさせる存在、動線を目指しています。呼吸や感情、精神に連動するダンスで観ている人と共鳴し合えるダンサーでありたいですね。

学びと鑑賞が必要なので、コンテンポラリーダンスや舞踏を観て、自分のやりたい踊りをつくっていきます。間合いの味わい方、空間の留まり方にこれからは挑戦していきます。めざせ緩急自在!

ひと月に一度は学びと鑑賞に出かけよう。

経済面

一番課題が大きい気もするが、ここに捉われる必要があるのか疑問に思う自分もいるんですよね。

ダンスに対して対価を払う価値観が地方は薄いと感じる。見せるのはお稽古事の延長であったり、本人の自己満足の為であって教えるので稼げばいいと思われがち。

価値交換には物だけではなく感情もある。というか、感情の価値交換にモノを媒体にしているだけなので、本来の意味に立ち返っていきたい。

都会の小さなダンス公演での価値交換を経験して、それが当たり前だという感覚を体感し、それを地方で実践したい。

身体メンテナンスレッスンで教えることについて。

個人を確実に変化させていくので今のままマンツーマンでいいと考えている。安くして回数増やして大勢でやることを勧められることもあるが、本気で関わりたい気持ちが空振りして虚しくなる経験はもうこりごりだという思いがある。

家業の金網製作所をどうするかの問題がある。なんとか維持して誰かに引き継いでいきたいが無理なら廃業して土地の有効活用を考える。

賃貸業とコミュニティ形成で芸術的な役割を果たしていきたい。家業と両立できるものならしていきたいと思う。こちらは自分だけの都合では如何ともし難いので力まずに時の流れに任せる。

家業を経営者視点で見ていく。舞台づくりを小さく再開する。舞台づくりに積極的に参加する。

総括

とまぁこんな感じで文にしてみた。遊びも必要なので、無目的な旅もしてみたいと思っている。平日の閑散期に!

オペラの演出助手兼ダンサーという大役が終わり、一日三回本番があった豊橋アートイベントや三日間連続で本番があった11月最初の週が終わり、自由に行動できる時期。

今のうちに吸収できるモノを最大限に取り込んでみたいと思っている。

いつも応援ありがとうございます。サポートしていただいたお礼はアートプロジェクト事業費として創造空間の作成やアーティスト活動、仲間への感謝の気持ちの一部とさせていただきます✨