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どうして芸術が必要なのかというと人は感情で生きているから

文化芸術は不要不急なのか

バレエなんかいい加減にしなさい。趣味なんだから。と子どもの頃から言われてきました。

わたし自身は人生そのものが踊りの為にあると早くから結論していました。自問自答して「どうしてもそうしたいなら仕方ないね」って手放していたので、文化芸術を軽んじる風潮には不満を感じていたのです。

それがこの二年で顕著な問いとして現れたような気がします。

人は感情から始まる生きもの

動き、はすべて感情から始まっています。喜怒哀楽という意味ではなく、動きたい、と思う情動がありそこに意味を脳が与えて命令を出すんです。

経済も競争も全ては欲しい、勝ちたい、いろんな感情から始まっているわけです。その中で一番シンプルで抽象度の高いものが文化芸術です。脳の第一言語はイメージですから、一番本来の欲求に近いところにいるわけです。

もっと評価が高くてもいいはずなのに低いのは抽象度が高いと伝達しにくいということにありますが、もしかしたら人の脳が劣化しているかもしれません。

本来の自分の気持ちを聞けない人が増えている可能性はあります。

なおさら文化芸術が必要なんじゃないのか?

自分で考えること、自分の中の声が聞こえること、が出来ない人が増えているのなら、なおさら文化芸術って必要なんじゃないかって思います。

急を要するわけです。

死ぬ間際にもっと自分らしく生きたかったなんて言わないように。思う存分楽しんで生きたって言えるように、創造していく心を退化させないことが大切だと感じています。

なんでもいいから、毎日何かを変えていく、から始めると抵抗が少ないかもしれませんね。

朝起きた後の行動。言葉遣い。思考の仕方。

些細なことでちょっとだけ変えていくゲーム。

始めてみませんか?

いつも応援ありがとうございます。サポートしていただいたお礼はアートプロジェクト事業費として創造空間の作成やアーティスト活動、仲間への感謝の気持ちの一部とさせていただきます✨