目新しいことをやってみる
骨や筋肉は衰える。
20歳を越えあたりからのんべんだらりと。40歳を超えたあたりからじわりじわりと。高齢におよべばもうそれは。
ところが――
刺激が、相応の負荷がかかれば衰えを避けられる。
しかし――
イマドキ移動は車。ずっと座って仕事。家事も便利な家電頼り。骨や筋肉にストレスがかかりにくいライフスタイルなわけ。
それに今って長生きできちゃうよね。するとどうだろう。生きながらえながらも自分ひとりでは生活できない、なんてことがありえるわけ。
何もね。
これは骨や筋肉の話だけではなくて。
脳だって同じだ。
刺激がないと衰えていく。
果ては認知症。
何もね。
これは老後の話だけではない。
クリエイティブな仕事にだって刺激は必要だ。
じゃあ――
何すりゃいいのって話。
これが骨や筋肉ならわかりやすくいえば運動。
脳の場合もまた運動。
プラス「新鮮さ」も必要だ。
慣れ親しんだ人間関係や環境といったぬるま湯ばかりにつかってないで。
ときに新しい場所に。
ときに新しい何かをはじめ。
ときに新しい人間関係を。
だからといってね。
何も気負う必要はない。
簡単な事でもいい。
普段行き慣れた道以外を選ぶ。
楽器や外国語を学習してみる。
知らない誰かに話しかけてみる。
とにかく脳に刺激を与える何かをやってみよう。
チャレンジしてみよう。
たまにでいいから、さ。
いい気分転換にだってなるし。
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