大本命の「MADE IN JAPAN」 始動開始!?
こんにちは!!SLACK FOOTWEAR デザイナーの安田です。
なぜか2023年になってから時間が過ぎるのが早かったり遅かったりと場面で緩急がありインターバルをずっとやっているような毎日です(汗)
今まではスケジュールのテンプレートがありそれに従ってデザインをしてサンプルを作成して、修正して…といった感じでこなしてきましたが今回は全く違います。
「真っ暗な道も何もない場所から手探りで価値を辿り寄せる」
そんな思いで人と人の大切なバトンをつなぎながら1足のスニーカーが誕生しました。
単刀直入に言いますと…
久しぶりに待望の新作のご報告があります!!
そしてクラウドファンディングにて販売を開始します。
詳細はブログの最後にありますが、是非ここに至るまでの経緯を書いてみましたので見ていただけたら嬉しく思います。
「道なき道を開拓するスタートライン」
まさか自分が生きてる時代に想像以上の事が急速に加速して可視化できるようになるなんて思っても見ませんでした。
コロナのロックダウンで渋谷のスクランブル交差点に誰一人いない状況を見て愕然とした記憶があります。
夢に夢見て、長野県から上京した日に一番鮮明に脳裏に焼き付いているのが渋谷のスクランブル交差点でした。
本当に東京ってキラキラとドキドキが渦巻いていたと今でも思います。
今のようなネット社会ではなかったので雑誌でさえ全てリアルに目に焼きついたし、バイトして背伸びした服やスニーカーを買うのもなんか後先考えずに勢いで買っちゃえる時代でした。
それが今の現実と比較したらとんでもないことが起きすぎています。
コロナ、戦争、円安、物価の上昇、アパレル業界からの悲鳴と断末魔はずっと色々な所から聞こえてきます。
既に自分が必需品でさえ悩んで考えて買っているのにびっくりしています。
その中でファッションにお金をかける事って今必要な事なの??
そんな問いかけがよぎる事も多々あります。
本当の価値がある物以外生き残れないと身震いするような現実がもう振り返るとそこにいたのです。
どう切り抜けていくか?を模索した結果、日本は今、元気はないかもしれないけど世界に認められる匠な技術と海外とのタイムラグもない日本を土台に、コミュニケーションを最大限まで取れる体制を整えて、技術と知識をぶつけ合って一緒に良いスニーカーを作り上げる事に決めました。
そこからは各種展示会に積極的に出向いていろんな情報を頂いたり、人脈を水面下で広げていきました。誰かに工場を紹介してもらうという手ももちろんあったのですが甘えも生じてしまうのでまずは1回、自身で切り開いてみようと決心しました。
しかしスニーカーに特化した工場は多いわけではなく、外堀は日本企画に見えるが結局のところ生産は海外というオチも多々あり、とにかく話を聞いては諦めると言った事が長く続きました。
そんな中、友人の合同展示会にお邪魔した展示会場にスニーカーを展示しているブースがありました。1度は時間がなくて素通りしたもののどうしても気になって1回会場を出て再入場して話しかけてみました。お話を聞いたところ、非常にスタイルがマッチングしていて「ここだ!!」という指令が脳から発しられました。
そこからの付き合いでついにMADE IN JAPANのSLACK FOOTWEARが始動して行きます…
「ついに完成!!KLAVE(クレイブ)JP【MADE IN JAPAN】」
そこからは密にZOOMでリモート会議を重ねて企画を進めて行きました。
実はSLACK FOOTWEARではMADE IN JAPANモデルは初めてではなく1度だけ作った事があります。
しかしエージェントを挟んで企画を進めた為、結局は工場側とのコミュニケーションが直接取れず形にはなりましたがぶつかり合いができなかった事にしこりが残っていました。
今回は絶対に職人さんとのタッグによるスニーカーが作りたいと誰よりも強く願っていたので直接岡山県の工場へ足を運ぶ事にしました。
岡山は初めて訪れた場所でしたが、スマホがあれば結局何も困る事なくスムーズにいってしまうもので冒険に来たつもりでしたが、なんなく工場に着く事ができました。
出迎えてくれた工場の方々はとにかく優しくて、工場はとても清潔感ある印象でした。今までいろんな工場を見てきましたがここまで居心地が良い工場は初めて。そして打ち合わせで出していただいたコーヒーもキンキンに冷えるくらいまで我を忘れて打ち合わせをしました。
これが僕が夢にまで見た日本でのぶつけ合いなんです。
靴業界は人によっては部位の呼び名が違っていたりするところも面白くて
話すとお互いに「ん?」ってなる事があります。意味はわかるけど呼び方が独特だとこれまたリアルな空間にいるんだなぁと実感できる時があるんです。
このリアルが最高に楽しい!!
そして意見をしっかりぶつけ、お互いが納得するものを作り上げて行きました。
僕は、本来は靴でもないスニーカーでもない新しいカテゴリーを作って行きたいと思いSLACK FOOTWEARを始めました。
そんな集大成に近い物ができたと思っています。
ビジネス要素が入っていながらもワークスタイルを織り混ぜて故意にドレスダウンさせ、機能材を多用して履き心地はスニーカーというカジュアルな側面もあるこのスニーカーの着地に満足いっています。
見た目とは相反するスニーカーのテクニックが随所に散りばめられていて説明すると非常に長くなってしまいますが、シンプルでとにかく語る要素が多いスニーカーこそが僕は最強のスニーカーであると口が酸っぱくなるほど今まで言い続けてきました。
そんなKLAVE JP 【MADE IN JAPAN】がついにクラウドファンディングでお披露目となります。
このブログを見ていただいた方には、よりこのスニーカーの魅力を知って頂きたいので詳しい内容はここでは伏せさせて頂きます!!
こちらにはもっともっと沢山のロジックが隠されていますので是非見てください!!よろしくお願い致します。
↓ こちらをクリックすると内容が見れます!!
近日中にクラウドファンディング開始!!
★SLACK FOOTWEAR
革靴のテクニックと現代的な機能素材を融合し、新たなデザインを模索する、東京発のスニーカーブランド。革靴ブランドとスポーツメーカーの両ステージで経験を積んだ、デザイナーの技術とノウハウを踏襲した、制作へのこだわり。手工業と機械工業の工程や構造をブレンドし、これまでにない履き心地と着まわし力を備えたハイブリットな一足を提案する。
SLACK FOOTWEAR HP
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