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ライナーノーツ✩innocence

ここ最近では登場しなかったラブソング。
珍しいっちゃ珍しいジャンル。ある物語がきっかけで作ったので実話ではないです。
興味持っていただけましたら、ぜひお立ち寄りください(^^ゞ
試聴と歌詞はこちらから↓↓


innocence

完成したのは去年の今頃でした。
これまでにラブソングはあるにはあるけど少なめではあります。恋愛を語れる程のレベルではないので…(/_;)
ざっくりいうと、これは不倫をテーマに書いた曲でした。
でもって、こうなったいきさつには実際にある【Red】という映画作品の影響を受けたからです。

島本理生さん原作小説を実写映画化された作品。
妻夫木聡さんと夏帆さんが出演されています。
R15指定されていて、ラブシーンも結構濃密なのも話題になっていました。
不倫ものは色々題材としてよくあるものだと思いますが、賛否両論あるのは致し方ない。
こちらの作品もレビュー見る限り辛辣な意見もちらほら。
私個人の感想としては良かったなと思いました。他に不倫もので拒絶反応が起こらなかったのは、森山直太朗さんが出演されていたドラマ【うきわ】。
自分の中ではこの2作品だけは特別な感じがします。
不倫を美化するわけではないですが、作品として捉えるなら気に入る物語です。

そんな訳で、この曲は映画の影響受けまくりで出来た曲なんです。
すでに映画も原作も御存じの方いるかもしれません。
映画のイメージを損なうことになってしまったら申し訳ないです…。<(_ _)>
ネタバレはしない程度に歌詞の内容を打ち明けると、「赤い雲」「さざ波」「あの歌」が映画とリンクしたキーワードになっています。
個人的に印象に残った場面でした。

“innocence”
このタイトルはわりとすぐ決まりました。不倫とは真逆な言葉ではあるけど、むしろ純粋がゆえに周りが見えなくなってしまったのかなと思い、この言葉を選びました。

全てがハッピーエンドなんて許されない。
ヒロインの覚悟と希望が込められています。
もちろん私の勝手な想像ではありますが(^O^)

メロディーは、大人な雰囲気と危うさ、少しの無邪気さを表現できたらと思いました。
イントロから流れ続けるあの部分は、CM7 /D(11) この2コードです。
D(11) は最初何のコードか分からないまま、自然現象?の中で生まれたものでした。あれ、何だ、これめちゃくちゃいい!しっくりくる!って。
あとでコード名調べたらなかなか見つからず、この世に存在しないのかと思った(^_^;)
ついに見つけたサイトがありました!
音楽講師をされているお方で、とても詳しく勉強になります。
勝手ながら、拝借いたします。

エレキギターでよく使用されているとのこと。
面白い響きだと、紹介されていました。確かに不協和音のようでどこか心もとなく、でもなんか嫌じゃない。
しかも、すごく押さえやすいしコードチェンジもしやすい。
これしかない!
この曲はD(11)なくしては考えられないものになりました。

映画がきっかけではあるものの、物語にもすごい考えさせられた上、コードの発見や勉強にもなった曲でした。
未知なものがまだまだあって面白い。




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