藤原 惟

某IT企業に勤めています。 著者『Markdownライティング入門』(インプレスR&D)

藤原 惟

某IT企業に勤めています。 著者『Markdownライティング入門』(インプレスR&D)

マガジン

  • 技術書典5 まとめ #技術書典

    • 65本

    2018/10/08 (月・祝) 池袋サンシャインシティ2F 展示ホールDにて開催の「技術書典5」に関連するnoteを集めます。新しい順。 共同編集したい方/追加してほしいnoteがある方は湊川あい @llminatoll までTwitterリプライください!追加します!

  • 文化系のためのプログラミングことはじめ

    効率化よりも、嗜みとして。プログラミングをじわじわ楽しんでいきたい人に向けたテキスト(メモ書き)です。 連載ではなくアラカルト形式で、ときどき書いていく予定です。特にプログラミング入門「以前」のこと、プログラミングに入門したり挫折したりする気持ちについて書きたいです。

  • エッセイ集・意識が高い哲学的ゾンビ

    藤原 惟が考えたこと。堅いオピニオンからやわらかいエッセイまで。 過去の記事→ http://p-zombie.hatenablog.com/

  • 技術同人イベントのお知らせ

    藤原惟が参加する技術同人イベントに関するお知らせを掲載します。 Twitter: https://twitter.com/skyy_writing

  • 【発売中!】Markdownライティング入門を語る

    【無料マガジンとして再始動します!】 『Markdownライティング入門』(インプレスR&D)に関する情報やこぼれ話をお届けします。 ※ 従来の有料マガジン「Markdownライティング入門」は、更新を停止いたします。 Kindle版 http://www.amazon.co.jp/dp/B07L5GDCMM/ / Amazonオンデマンド http://www.amazon.co.jp/dp/4844398369/ / その他のストア・詳細 https://nextpublishing.jp/book/10278.html

最近の記事

AWSの試験に合格した人のQ&A【ソリューションアーキテクト アソシエイト】

AWSソリューションアーキテクトアソシエイト試験 合格しました! ……といってもよくわからない方も多いと思うので、Q&A形式でご説明します。 AWSとは Amazonのクラウドサービスです。 Amazonはまず、あの世界最大のECサイトを裏で支えている大規模な基盤を作りました。 次にAmazonは、その基盤から余力の部分を貸し出して、コンピュータ(サーバー)やデータ保管場所などを、一般の企業などに1秒いくらや1GBいくらで「量り売り」するようになりました。 今やそ

    • 人生のおさらいと少しの近況報告

      なんでここにいるのか。なぜここに流れ着いたのか。 そう不思議に思うことがある。 ここ1~2年ほど、ネット上では発言を控えていた。 それにはいろいろな要因がある。 薬が変わって、衝動性とインスピレーションがなくなった。 会社に入り、それ相応の生活基盤と常識を獲得した。程々の疲れと忙しさとともに過ごすようになった。 またTwitterは発言に伴うリスクが大きくなり、下手に何かを言うのが難しく感じられる。 「沈黙は金」といわれるように、SNS上で下手に何も言うよりも沈黙して

      • 抽象化と「忘れる」こと:プログラミング最初の壁について

        この記事ではプログラミング初心者の気持ちについて書こうと思います。その前に少し遠回りをします。 私が昔習った数学の授業で、印象に残っていることがあります。 抽象化とは、具体的なことを忘れることなんです。 わかりやすく説明してみます。しばしお付き合いいただければ幸いです。 抽象化の旅へようこそ高校数学ではベクトルという概念を習います。まずは「矢印」の形で習います。 その後「成分表示」という形を習います。 重要なのはここです。高校数学から大学数学へジャンプするときに、

        • ノートの恥はかき捨て

          旅先では、知り合いがいないので、恥をかいたところでその場限りですむ。また、旅の解放感も加わって、ふだんなら自制する恥さらしな行為も気がとがめない。 旅の恥は掻き捨てとは - コトバンク 倉下忠憲『すべてはノートからはじまる』(星海社)を読んで、実際にノートをいくつか作ったり使ったりしてみました。 ノートの恥は搔き捨てこの本のイチ押しポイントは「ノートを不真面目に使う」ことを推奨していることです。 ノートを不真面目に使うとは、ノートを真面目には使わないことです。(同書p

        マガジン

        • 技術書典5 まとめ #技術書典
          65本
        • 文化系のためのプログラミングことはじめ
          1本
        • エッセイ集・意識が高い哲学的ゾンビ
          18本
        • 技術同人イベントのお知らせ
          1本
        • 【発売中!】Markdownライティング入門を語る
          2本
        • (購入者向けアーカイブ)Markdownライティング入門
          22本
          ¥12,000

        記事

          cotreeにまつわる不祥事の覚え書き

          この記事には、性的加害やハラスメントの被害者がフラッシュバックを起こす可能性がある内容を含みます。心当たりのある方は閲覧を止めるか、細心の注意を払ってお読みください。 【追記】私自身はcotreeと関係がない者です。私の友人がcotreeのユーザーであった、という関係です。 【追記 5/21】cotree櫻本代表より「お詫び」という文章が公表されました。 【追記ここまで】 この記事は、オンラインカウンセリングサービス「cotree」の運営会社・代表による次の不祥事・疑

          cotreeにまつわる不祥事の覚え書き

          「エモい」のコーティングが、社会問題を見えなくする

          「エモい文章」が世間に求められていた。 「エモい」の定義を確認しよう。 エモい  俗に、心に響く様子。エモイとも。〔感動を意味するエモーション(emotion)から〕 (スーパー大辞林 3.0) 何かの事実を伝える媒体として、感情や感動が利用できる。たとえば何かの社会問題について、「エモい」文章技術を利用することで、人間の感情を刺激し広い方面に伝わる(≒バズる)ことが期待できる。 「エモい」は令和っぽく今どきで、やさしく、多感な人達に広く届くツールのはずだった。 社

          「エモい」のコーティングが、社会問題を見えなくする

          JUST LISTEN TOGETHER

          いつものようにApple Musicで音楽を聴こうとした。仕事の後半に、気合を入れてリフレッシュしようと思った矢先。 左のように真っ暗な画面が現れた。突然。驚いた。しかも英語。 先週、ミネソタ州ミネアポリスで起きた白人警官によるアフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイドの殺害事件。音楽業界が呼びかけ、「ブラックアウト・チューズデー」というキャンペーンが行われている。 SNSもiTunesも黒一色。ジョージ・フロイド事件を受けて音楽業界が「ブラックアウト・チューズデー」

          JUST LISTEN TOGETHER

          「ソリューショニズムが人間の想像力を弱らせる」(エフゲニー・モロゾフ)

          この記事に腑に落ちた。 「パンデミックを“IT政策”で乗り切る」のは大間違いです | エフゲニー・モロゾフ「ソリューショニズムが人間の想像力を弱らせる」 | クーリエ・ジャポン 長らく「ITで問題解決」というお題目を、何より自分が信奉していた。 しかしそこには罠があり、特にグローバル資本主義と結びついたりネオリベラリズムに共依存する民間のIT企業のような、事後の問題解決のみを是とする存在「ソリューショニズム」という思想があると今日知った。でも、以前から薄々そんな違和

          「ソリューショニズムが人間の想像力を弱らせる」(エフゲニー・モロゾフ)

          【参加中止します】技術書典8のサークル参加について(ソラソルファ)

          当サークルは技術書典8へのサークル参加を予定しておりましたが、昨今の情勢(新型コロナウイルスの流行)を踏まえまして、サークル参加を中止することとなりました。 まず新刊やサークル参加を期待されていた方には、深くお詫び申し上げます。また、まだ広く告知をしていない段階なので、混乱された方も多いかもしれません。重ねてお詫びいたします。 下記は技術書典運営事務局へ送付したメール文面です。理由の詳細を知りたい方は一読いただければ幸いです。(個人情報に関わる部分は隠してます) 技術書

          【参加中止します】技術書典8のサークル参加について(ソラソルファ)

          足りないのは、身体性への自覚 ― 男がフェミニズムについて考えてみた

          日本赤十字社の宇崎ちゃんポスターが、「過度に性的ではないか」とネットで話題になっている。 このポスターに関して議論をするつもりはない。しかし、私は男性である。そして、どちらかといえば「オタク」に近いアイデンティティもある。正直、戸惑っている。 一方で、1~2年前からフェミニズムには興味があり、少しだけ調べていたこともある。男である私は、フェミニズムが提示する議論に混乱し、戸惑い、そして吐き気も経験した。「フェミニズムなんて嫌いだ」と思ったこともある。 その中で、「それで

          足りないのは、身体性への自覚 ― 男がフェミニズムについて考えてみた

          商業誌に生まれ変わった『Markdownライティング入門』、技術書典6で頒布します!

          『Markdownライティング入門』の著者、藤原 惟は 技術書典6 にサークル参加します! サークル名:ソラソルファ 配置場所:か20 頒布物まとめ① Markdownライティング入門(商業誌・紙版)2200円 ② Markdown早見表 100円 ③ 委託(仲見研):『なかみ博士の気になる学術系ニュース』2019年3月 春号800円 ※ 当初頒布を予定していた『メイキング・オブ・Markdownライティング入門』については、今回は頒布いたしません。楽しみにしていた方に

          商業誌に生まれ変わった『Markdownライティング入門』、技術書典6で頒布します!

          【必読:有料マガジン・記事ご購入の方向け】本noteマガジンを今年いっぱい(12/31)で閉鎖いたします

          この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

          ¥12,000

          【必読:有料マガジン・記事ご購入の方向け】本noteマガジンを今年いっぱい(12/31)で閉鎖いたします

          ¥12,000

          『Markdownライティング入門』のnote、再始動します!

          『Markdownライティング入門』(インプレスR&D)を執筆しました、藤原惟と申します。 従来より、下記のnoteマガジンにて ・販売:noteマガジン版『文系のためのMarkdown入門』 ・告知:同人誌版『Markdownライティング入門』(技術書典4) を行ってきました。(マガジン名を変更しています) しかし、商業誌としてこの度販売することになった際に出版社との取り決めがあり、noteマガジン版を公開終了することになりました(本年中にはマガジンを削除する予定で

          『Markdownライティング入門』のnote、再始動します!

          「技術同人誌をMarkdownで書く」とは、実際どういうことか?

          ※ この記事はすべて無料でお読みいただけます。投げ銭歓迎。 ※ またこの記事は「技術同人誌 Advent Calendar 2018」の4日目です。 ※ 12/4 22:34 追記・微修正 以下、技術同人誌を書きたい方・既に書いている方に向けて書いていきます。(Markdown一般の話に比べると、やや高度なことを説明しようとしています。あらかじめご了承ください) ---------------- 技術同人誌という存在を知り、自分でも書きたくなったITエンジニア(特にWe

          ¥100〜

          「技術同人誌をMarkdownで書く」とは、実際どういうことか?

          銭けっと@11/18大阪難波 出展します!

          (この記事はすべて無料で公開しています) 大阪・難波で行われる同人誌即売会「銭けっと(関西実用実学書典)」に出展します! (告知がギリギリになって申し訳ありません……) 【開催日時】2018年11月18日 12:00~16:00 【開催場所】難波御堂筋ホール 7階 〒542-0076 大阪市中央区難波4-2-1 難波御堂筋ビルディング (なんば駅13番出口直結) サークル名:ソラソルファ 代表者:藤原 惟 頒布物:Markdown早見表(100円)私は現在、メモ書きか

          ¥100〜

          銭けっと@11/18大阪難波 出展します!

          ¥100〜

          (追記必読)若手研究者の論文集・研究書出版に関する“一揆”の呼びかけ

          追記(9/3 22:42)平林緑萌様(下記参照)より、「混乱を招く」「当方としては必要を認めない」とのご意見をいただいたため、一旦表題の募集を停止し、本文にあったGoogleフォームへのリンクを削除しています。 何らかの形でアクションを起こしたいとの焦りが私にありました。お騒がせして申し訳ありませんでした。 再び追記(9/11 22:00)上記について、本文で引用しているTogetterまとめ主の仲見満月さんとも協議いたしました。 私としては本件について一旦「手を引く」

          (追記必読)若手研究者の論文集・研究書出版に関する“一揆”の呼びかけ