"やりたいこと"が見つからないに対しての検討(前編)
こんにちは 筆者です。
まずこの記事を執筆するにあたった経緯
▼経緯
①後輩に進路相談をされたこと
②いくつかの高校でお話する中で多くされる悩みの1つだったこと
③今後、活躍されるみなさまのために1つの参考材料として活用していただければと考えたこと
上記3つの理由からこの記事を執筆するに至りました。これから未来に可能性溢れるみなさまの何かのお力になれれば幸いです。
<やりたいことが見つからない>
【序章】
これは誰もが成長の際に通過する
いわば、通過儀礼のようなもの。
高く飛ぶためには、一回しゃがまないといけないと同じように、今後のみなさまの飛躍のための成長痛であるため、現時点で"やりたいことがないというのに"自信"を無くさないでほしい。
むしろ、多くのひとが持っていないことの方が多いので、それに気づくことができているあなたはすでに素敵だ。
ただ、ここでお話しするのはその人生を"さらに"もっと"良くするためには、、?という検討である。必ずしも正解であるわけではないので、これを1つの参考に探求し続けてほしいというのが筆者の願いだ。
○本記事の流れ○
・まず初めに筆者の見解を述べる
・次に要素を分解してポイントを整理し
・そして、筆者の経験から具体性を掴み各々に落とし込んでいただき、まとめという流れ。
【本論】
第1章
やりたいことを見つけるための2つの要素
必要なことは
①外側(社会)を知ること ②内側(自身)を知ること この2つだと筆者は結論づけている。
第1節 ①外側(社会)を知る必要
まず、なぜ①外側(社会)を知る必要があるか?
孫氏の兵法によると
戦略、戦術、戦闘という考え方がある。
どういうことか?
戦略のミスは、戦術では補えない、
戦術のミスは戦闘で補えない を示している
例えば、身近に置き換えてみると、
タクシー会社に就職するとする
身につけられるスキルは
・ドライバースキル・交通情報等様々だ。
一方で世界の大きなトレンドに目を移すと
遅かれ早かれ、AIによる自動運転化が実現すると言われている。
市場が小さくなる中で、身につけたスキルは私を守り続けてくれるかというとどうも不安だ。
世の中には自分でコントロールできない大きな流れがある。物事を"好きか嫌いか"で判断するだけでなく、高い視座で物事をみて流れの先手を打っていくことは大切だと"私"は考えている。
だからこそ、外側(社会)を知ること大切
では、具体的に今すぐ社会を知るためには
どうしたら良いか?
<知る方法>
・新聞での情報収集、インターネット、業界地図
・インターネットでは手にいれられない情報(先輩/先生/知人/コミュニティ/イベントなど)
第2節 内側(自身)を知る必要があるか?
次になぜ②内側(自身)を知る必要があるか?
それは、"やりたいことや自分らしさ"は人によって異なるからだ。
あなたの進路を決める際に最も大事にしたいことはなんだろうか?
・自信満々に働けること
・やりがいがあること
・お金がある程度得ることがで出来ること
・プライベートの時間を取れること
・社会的ステータス・自慢が出来る職
・親を助けることが出来ること などなど
ここは人それぞれの価値観があり、
干渉することは難しいと考えている。
だから、ここでは"私"がどう選んできたのかをサンプルとして渡すことで、みんなの選択の可能性を増やして欲しい。
まず、"やりたい事"を決めるときに
私が大切にしていることは
"やる気が"出るか?である。
このやる気とは学問的に分解すると
・遂行可能感 ・代理経験
・言語的説得・情緒的身体的覚醒
と言った言葉があるが、、、一旦置いといて
(こういうのが知りたい方はぜひ大学へ)
私にとって大事なのは"実現性"か
あるかということを大切にしている。
この実現性とは、
①持つ自身のポテンシャルと②社会からのニーズで構成されていると思っている。
なぜニーズが大切かというと?
必要とされているもの➡︎"応援されやすい"
逆に、応援されないものは
実現されにくいどう考えているからだ。
なので、注意点として
やりたい事(感情)だけではなく、実現性(必要とされるか)を私は考えるようにしている。
第2節 2項
では、実現性を踏まえた上で、
どうやって考えていくか?
そこで、この有名な図がでてくる
Will CAN Must
この図は単純に合わさったところが大事というだけでなく、個人的には順番もすごく大切だと考えている。
※必要とされるところ(must)から、手をつけて、出来ること(can)を増やし、やりたいこと(will)の可能性を広めていく必要があると考えている。
さて、基本的な考え方をおさらいした上で
本題のどうしたら"やりたい事"を見つけることが出来るかを検討していく。
あなはどうすれば、
やりたい事を見つけられるだろうか?
過去を見る/好きな事を知る/これから必要な未来を知る/できる事から動いてみる/誰もやっていないようなことに挑戦してみる …等等
私も率直にいうと、
それらが王道だといえると思う。
が、しかし、私は出来なかった。
自己分析本的なものを数十冊1年間以上取り組み色々試してみたが、
なかなか本当に心の底からやりたいと思えるものは見つからなかった。
ある時に、受験が迫っていたので、焦る中、藁にもすがる思いで、漁っていたときに
出会った"問い"が一つあった。
それのおかげで、自身が大切にしたい基準が決まり、今でも大切な進路決定を下すときに最終基準となっている大切なものだ。
次回へつづく
ちょっと長くなったので、
また今度とする…(笑)ではまた次回
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