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長所と短所の見つけ方〜エピソードを添えて

noteを開始して3ヶ月。「つぶやき」を含めて72の記事を執筆。
就労移行支援(以下、事業所)を利用し始めて半年。
そのものを知って約1年。

少しずつ自分の強み・弱みが判明してきました。
障害者(障碍者)である自分が
それらをどのように発見していったかを記しつつ、
自分の長所・短所をエピソードを添えて記していきます。

強みと弱み、どう見つける?

強みと弱みを発見する方法は様々ですが、
一番手っ取り早いのは「他人に聞く」です。

一番身近な人達、例えば家族、兄弟、同居人に聞いてみましょう。
特に深掘りしておいたほうが良いのは
「幼少期(小学生まで)に得意 / 苦手だった事は?」です。
「褒められた / 叱られた事は?」という質問でも良いでしょう。

大体、長所と短所はあなた自身が幼い頃までに現れているはずです。
得意だった事は良く褒められ、
苦手だった事はよく注意されていた
はずです。
もし学校での通知表が自宅になるのならば、見てみるのも良いでしょう。
自由記入欄に良い事・悪い事がはっきりと書いてあります。
ご家族が健在で、仲が悪くない限りは聞いてみて損はないでしょう。

身近な人に聞きにくいのであれば
自治体にある就労サポートなどを活用して自身を長期的に見てもらい、
そちらなどの職員さん達から聞いてみましょう。

自分は後者の方法を活用しています。
障害者向けの職業訓練である「就労移行支援」を利用して
事業所の職員さん達から様々な視点で意見を頂いています。


これ以降は自分の強み・弱みについてです。
今後新たな強み・弱みが判明次第、追記していきます。

「☆」がついているものは自分自身が重要だと感じているものになります。


自分の強み

☆手先が器用

これは事業所の体験中に判明しました。
実はこれまで人生で一度も指摘されていなかった事です。

良い例は、きれいな仕上がりである事です。
利用している事業所での作業では
実際に企業さんへ納品する製品があります。
その作業の説明を初めて聞いた時から『これは慎重にしなければ…』
意識して作業していました。その意識は今も変わっていません。

 丁寧に仕上げられる

これは先程の「手先が器用」と繋がっており、
先程の作業や別の作業では
「完成品が丁寧でいいよね」という意見がありました。
パソコンで文書を作成した時、レゴブロックで動物を作った時…
どれも「見た目が良いね」と褒められました。

 手順をしっかり理解できる

当たり前ではありますが社会 / 会社は「ルールを守ってなんぼ」です。
事業所でもルールを守れない方は度々現れます。
それでも自分は示された規則は守って作業しています。

 手順を守りつつ、自分なりに工夫できる

ルールに則りつつ、自分なりに最適化出来る所もあります。

事業所では、作業に使用する物の配置は各個人に委ねられています。
(一部は「ここで」と固定されているものもあります)
他の方は職員さんのまねした配置をそのまま採用していますが
自分はこう考えました。
『これだと製品を箱に入れる時に(自分の)身体への負担が大きい、
 別の場所に移そう』
『ここなら負担が軽い、職員さんにも相談してOKでるか確認しよう』
結局職員さんは快諾。今もその配置で作業をしており、
他の方が真似する様子はありません。
自分なりのオリジナルのルールを作れる事は非常に大きい事と思います。

 はっきりとした声

これは幼い頃から言われていた事です。
「挨拶が、聞いてて気持ちいい」職員さんはそうおっしゃいました。
小学生の頃から声「だけ」は大きかった自分。
運動会の応援団の際はそれが非常に役に立ちました。
それを長い期間をかけて、無理ない範囲で調整できたのだと思います。

☆PCでの作業

以前からPCは触っていました。
しかし、義務教育や高等教育で必要最低限の知識程度です。

ただ事業所にて久しぶりに、しっかりやってみたらハマったのです。
Wordでのタイピングは良い箸休めになっています。
特に、Excelは10年ぶりに触ったのですが作業自体が楽しい上、
困った所で悩んでいるシーンも楽しんで作業しています。

どんな時も楽しい、夢中で出来る、時間を忘れて作業できるー
これらに当てはまる物事があれば仕事にしても苦ではないでしょう。

 単純な作業

〇〇してるだけ、の作業は得意の範囲です。
規則がシンプルであればあるほど集中できます。


自分の弱み

☆長時間同じ仕事をする

同じ作業を数時間している、それだけで苦痛です。
自分はASD(自閉スペクトラム症)の診断を頂いていますが。
どうやらADHD(注意欠如多動症)もあるようです。
(発達障害は併発している場合が多いです)

例えば、1日立ちっぱなし / 座りっぱなしは身体的にしんどいです。
自分はヘルニアを患っているためなおさらです。

noteでの執筆活動について。
タイピングはとても楽しいのですが、
実は文章を考える事は好きな事 / 興味のある事であっても
時間が多くかかり、好きではありません。
今は2−3時間かけて1つの記事を執筆しています。
今の自分はその「最大3時間」がどうも苦痛に感じています。

☆疲れを忘れてしまう

いつの間にか疲労を忘れて没頭してしまっている事があります。
好きな事でも関係なく
です。

事業所の利用初週に張り切ってしまい、お休みしました。
また作業自体が楽しくて、気づいた時には動けなくなった事もありました。

これに関しては『ひろー度カウンターで解決する』と思ったのですが
主治医に「数字で示したとしても正確ではない」と言われた事で
『これを改善する、普通の人の感覚にたどり着くのは難しいかな…』
そう考えています。

暗黙のルールが分からない

明文化されていないルールは分からないです。
そして気づいた時には怒られているー

どうにか理解しようとしていますが、やっぱり腑に落ちません。
説明してもらってもそれが納得できないものもあります。

基本を応用した事

これは高校数学(特に当時のセンター試験、現大学入学共通テスト)に
当てはまりました。
公式は理解できる、けどそれらを複合していくと理解不能になる。
そして全然点数を稼げませんでした。
自分は一度全て説明してもらわないと理解できないのです。

基礎的な仕事を学んだとしても合わさると混乱してしまうー
これは1つの仕事を極めよ、というお告げなのでしょう。



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