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お出かけは子供の金銭教育のチャンス

おはようございます。
今日で6月も終わり、上半期最終日ですね。
もう20年位「早いよね~」って言ってる気がします(笑)

6月中旬に、鴨川シーワールドへ行きましたが、その時に1週間前からこの旅を利用して長男6歳にひっそりマネー教育を施してみました(大袈裟)

今日はそのお話です。
我が家では凄く効果があったので、もし良ければ見てやって下さい(^^)

「お金を使いたくなる場面」を利用しよう!

以前書きましたが、我が家は気が付けば丸2年以上「TVは壊れた」という事になってる(本当は電源が抜けてるだけ)ので、子供達は家でTVを見ない生活が当たり前です。

すると、アニメの間に流れるCM等も見る事がないので「あの玩具が欲しい!」と言い出す事もなく、普段は滅多に何かをねだってくる事がありません。

それでもお出かけとなれば

・ジュース飲みたい
・アイス買って
・ガチャガチャやらせて
・乗り物(キャラクターや車の100円で動くやつ)乗りたい!
・玩具(お土産屋さん)買って!!

等と騒ぎます。

そこで、鴨川シーワールドへ行く時はお小遣いを使わせよう!と思いつきました。

我が家は6月から長男はお小遣い制度を導入したばかり。
(この件はまた後日書きます)

更に鴨川シーワールドでは、母的にも「是非体験させてあげたい!!」と思うふれあいプログラムが沢山ありました。

何をやりたい?と聞けば際限なく「全部!」と言い出し兼ねない。

子供の体験には割と湯水のようにお金を使ってきたけれど、そのお金の価値や重みをもっと理解してほしい( ;∀;)!!

そう思い、ふれあいプログラムの内容と金額を一覧にする所から始めました。

所持金チェック

長男にHPを見せながら「こういうプログラムがあるんだって~」と紹介したら想像通り「やりたい!!!」と前のめり。

「じゃぁ、色んな体験ができるようにお小遣いGETしよう!」と乗せてみました。

まずは長男がいくらお金を持っているのかを一緒に確認。

ジジババや親せきから頂いた500円とか、小銭が多いのでダイソーで小銭用ケースを購入。

①それぞれの枚数を確認


1000円札、500円玉、100円玉、50円玉、10円玉、5円玉、1円玉…と、それぞれ何枚あるのかを数えます。

500円、50円、5円は「掛け算」みたいなものなので、ちょと時間がかかりますがお金を使うと投げ出す事なく頑張って計算してくれます

②合計額を計算

それぞれの通貨の合計額を確認したら、いよいよ総額の計算。

「お母さんも計算するから、後で答え合わせをしよう!」と言って、私と長男それぞれで計算をしました。

すると長男はひっ算ではなく

1000円の合計額+500円の合計額=A

A+100円の合計額=B

B+50円の合計額=C

と、地道な計算をしていたので( ゚Д゚)ビックリしました。

ひっ算はRISU算数でやっていますが、まだまだ実生活ではひっ算が思いつかなかったようです。

それぞれの計算結果を答え合わせしたら同じ金額!
電卓でも計算して正解を確認しました。

あんな面倒な計算をして、よく心が折れなかったな~と逆に感心。

目標金額の設定

次はふれあいプログラムを表に列挙してみて、目標額を決めます。

最後に「ガチャガチャ・おもちゃ 500円~」と好きなモノを買うためのお金も書いてみましたが「そんなの買わないよ!」とお兄さんぶった発言をする長男(笑)

色々厳選して、長男が最終的に選んだのは〇を付けた5個。

体験にかかる費用の合計額も計算させてみると、3850円でした。

チャレンジ項目を設定


次は行くまでに私が頑張って欲しい事、子供が頑張りたい事を話し合って目標を決めます。

起床時刻も、学校へ行く時間も全て「自発的に」という約束で決めました。

起きる時間や出かける時間を守るためにアラームをかけるとか

おはなしドリルも大して読まずに穴埋めするので、いつも「分からない!」と発狂していますが、どうすれば全問正解できるか?

等、自分で工夫をしてくれたら…と思い設定してみました。

各項目について日ごとにチェックできる表を作成。

正直「パーフェクトは無理だろう」と思っていたので、100⇔ゼロではなく余白のあるご褒美にすべく、〇の数によってもらえる金額が変わるという形にしてみました。

「はなをほじらない」は授業参観中の態度への希望です(笑)

最終的に39個の〇。
惜しくも40個に1つ届かず2500円でしたが、長男は割とすんなり受け入れて自分のお小遣いを増やしました。

こうして自分のお財布を持って出発しました。

お小遣いの効果

結局、時間や混雑具合の関係で

・イルカにサインを出す
・サメやエイに餌をあげる

の2つしか体験はできませんでしたが、長男はどちらも凄く楽しかったようです。

・計算力を鍛えられる
・目標によって生活態度が改善する

という、行く前のメリットだけでも十分大きいですが、現地へ行ってからも

・ガチャガチャや玩具を欲しがらない
(自分のお小遣いを減らしたくない)

・ゲームセンターみたいなコーナーもスルーする

という、嬉しい効果がありました。

親にお金を出してもらうならやりたいけど、自分のお金を使うのは嫌みたいです。

本当に欲しいか?を見極める力も尽くし、良い事づくめでした。

ご褒美がお金は良くないかと思いましたが、先日書いた記事でも「それはアリ」と学んだし(もちろん賛否両論はあると思います)


ご褒美をお金にする事で、モノの値段に対する感覚が分かると思うので、また出かける時はこの方法を導入しようと思います。

何か参考になる部分が一つでもあれば嬉しいです。

今日も最後までお読みいただき、有難うございました!


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