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本日防災の日 児童引き渡し訓練

徒歩8分でも異常に暑い。

昨日、長男(小1)が通う小学校は「児童引き取り訓練」の日だった。

仕事を中抜けして帰宅し、学校グッズ(スリッパ、カード)を持って学校へ向かった。

マンションのエレベーターから「この人も?」と思われる人が続々と乗ってくる。

その後も学校が近づくにつれてどんどん人が集まる。

ソワソワして少し早く到着したので、昇降口前で5~6分待つことになった。

周りが雑談する中、ママ友らしき人が少ない私はその数分が暑いし暇だし、凄く長く感じた。

長男よ、10分未満の通学でも確かに暑くてシンドイね。

普段自転車で行動している私は、その違いを痛感していた(笑)


私は、この「児童引き渡し訓練」にプレッシャーを抱えていた。

事前に配布れたプリントを見ると

・1人で登下校している時に大地震がきたら、どこまでは家に戻り、どこからは学校へ行くのか確認しながら帰宅してください
通学路にある危険なものをお子さんに考えさせたり、教えたりしながら戻って下さい。
・公園遊び、習い事の行きかえり等、1人又は子供だけで行動している時の事を想定して、災害時の動きについてご家庭で話し合って下さい。

常日頃から話し合わなければいけないと考えていた事を、鋭く指摘された気がして夏休み前に配布されたこのプリントを見て

「あぁどうしよう、話し合わなければ」

と思っていた。

な・の・に・・・・・!

全く話し合わないまま新学期を向けてしまったΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン


流石にマズイ気がして前日の夕食時にその話をしたら、夫が

「大きな横断歩道を学校に戻るか、家に帰るかの分岐点という事にすれば良い」

と言うので、「分岐点」だけ決めた。

でも、通学路の危険なものについては、特に意見もなく何となく私に託されていた。

「引き渡し訓練」で親が呼び出されているんだから、何か説明とか通学路危険地図みたいなものが配布されるのかもしれない!

という謎の期待を胸に、やっと開いた昇降口へと進んだ。


すると、開いてまだ1分程にも関わらず親子連れが出てきた。

「えっ、早い💦」

そう思いながら教室へ向かうと、担任の先生が蛍光色のベストとヘルメットを着用して、保護者に児童の名前を確認していた。

すぐに私の番が来て、名前を伝えると長男が出てきて、特に何も言われる事なく「引き渡し完了」となった。

あれ、終わり?Σ(゚д゚lll)


長男は数日前に持ってきたばかりの防災頭巾を被って出てきた。

学校の外に出たら外して良いと言われたのに、頑なに装着したまま炎天下の中を2人で歩いた。

こんなに暑いのに💦


帰り道、前日に話し合った通り

「この横断歩道を境目にして、学校に戻るか、家に帰るか判断しようね」

とだけ、確認した。

危険なものについては、電柱や近隣建物の塀等しか思いつかず

「もっと他にもあるかもしれない、これで大丈夫なのか」と心配になった。

しかし周りを見ると殆どの人が雑談しながら歩いていて、「危険な場所」について話し合っている親子なんていなかった(笑)

あれ、私だけ気合入りすぎてた?( ;∀;)

結局最後まで防災頭巾を被っていた長男。

こんな子も他に1人もいなかった(笑)

長男を在宅勤務している夫に引き渡し、再び私は仕事へ。

夕方、保育園に次男を迎えに行った時に小学生がいる先輩ママに「引き渡し訓練」について聞いてみると

「私行った事ないです!学童行く子はそのまま学童に皆で移動するだけで特に行かなくて大丈夫ですし!」

とのこと。

あ、そーなの?( ゚Д゚)


プリントに確かにそんな感じで書いてあったけどさ。

「訓練」だし、よっぽどの事情がない限りほぼ全員行くのかと思ってた。

何より周りの子は親がお迎えに来ている中、自分の親は来ないっていう状況が切なくないか。

高学年になったら分からないけど、少なくとも1年生は寂しい様な気がした。


そりゃ、「ただ先生に名前を伝えて子供を引き渡されるだけ」の呆気ない訓練だけど。

こういう機会を生かすも殺すも、自分次第かな?という気もする。


ただ、中々親子間だけで「防災」について考えるのは難しいので、そういう話を一緒に聞いたり、学区内の危険については皆で考える機会があったら良いような気がした。

面倒という気持ちも、仕事を休めないという事情も、みんなそれぞれだと思うけど。

少なくとも大災害が起きた時に後悔しないように、事前の備えは大切にしたいと思った一日でした。


さぁ、今日は保育園の「引き渡し訓練」

と言っても、いつも通りの時間にお迎えして名前を言うだけ(笑)


最後までお読みいただき、有難うございました!

今日も家族で朝を迎えられた事に感謝です。

素敵な一日になりますように☆彡


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