見出し画像

コミュ障がChatGPT-4oで面接対策やってみた

日々進化するAI技術。
どうやら、先日発表されたChatGPT-4o(oは「オムニ」のoらしい)は音声会話もできるようになったらしいとのことで、社内でもすぐに話題に。

で、思ったわけです。
「ChatGPT-4oで面接対策もできるのでは???」と。

早速出来心で30分ほど会話してみました。
ちなみにアイキャッチ画像はGPT-4に描いてもらいました。


そもそも「GPT-4o」とは?

オムニさんに聞いてみました。

らしい。
ChatGPTの最新版であるGPT-4の上位互換がGPT-4oみたいな感じ。

GPT-4oになったことで、テキストだけでなく音声も認識するようになりました。英語、日本語両方試しましたが、やはり英語の方が得意なよう日本語で話しかけると、少し返答に時間がかかる印象。レスポンス面でも精度面でも英語の方が上まりますね。

で、面接対策はできたのか

今回私が実践したのは、志望理由の深掘り。
下記の流れで会話を進めていきました。


これから何について話すのかの前提を説明:「私は○○会社に就職したい就活生です。今から志望動機を話すので、面接官として質問をしてください」


志望動機を話す

③〜
志望動機に基づいてオムニから深掘りの質問がくる→それに回答→また深掘りの質問が来る→回答…のラリーを4,5回ほど繰り返す

私はアレスグッドに入社したい就活生として、それっぽい志望理由を述べながら実験してみました。(アレスグッドはちなみに現在勤めている会社)

実際の会話の一部がこちら

端的にいうと、今回私が語った志望動機は「アレスグッドの運営するBaseMeが掲げる"価値観でのマッチング"に共感・ワクワクし、私もアレスグッドの一員としてより多くの人にプロダクトを届けていきたいと思ったから」。

それに対して、まず飛んできたのが下記の質問。

「価値観でのマッチング」という概念について、あなたは具体的にどのように理解しており、どのようにそれを実現していきたいと考えていますか?

初手からなかなか鋭い質問してくるな。急に概念への理解と、それを実現していくためにどう考えているか飛んでくるとは。
ひとまず回答したものに対して、さらに飛んできたのが下記の質問。

音声認識ができるとはいえ、やはり誤字は生じますね。
「現BaseMe、元エシカル就活」が「現米住元エシカル就活」になっていたり、「アレスグッド」が「アレス・グッド」と区切られていたり。

あと、特に用意をせずに喋っているとやはり自分が支離滅裂な発言をしてしまっている…😀伸び代ですね。

良いと感じたポイント💡

①想定質問の回答準備ができる
私は話すのが得意なタイプではないです。結構詰まっちゃいます。
なので、実際に自分が答えたことに対して質問されることで、
・どんな質問が来そうか
・それに対してどう答えるか

が分かるの結構ありがたい。

およそ30分の中で、今回聞かれたのが下記でした。
・会社のビジョンやミッションを自分がどう捉えているのか
・自分が話したことに関する具体的なエピソードの提示
・その会社で自分がどのような役割でどのような取り組みができそうか
・自分が仕事において何を重要視しているか
・その会社に入ることでどのような経験を得たいか
実際面接でもよく聞かれる質問ですね。

②良い感じに言語化してくれる
言語化ができていない状態でまとまりなく喋っていても大丈夫!オムニさんがわかりやすくまとめてくれます。
例えば、こんな感じ。

「その会社に入ることでどのような経験を得たいか」という質問に対し、思いつくままにダラダラと喋ってしまっていましたが、それをうまく上記のように端的にまとめてくれました。

③深ぼるべきポイントがわかる
自分が上手く答えられなかったところは、まだ深掘りや言語化が足りていないということ。自分が詰まってしまったポイントを深ぼることで、自己分析の見直しにも繋がりそう。

④プレッシャーがなく、落ち着いて練習ができる
もちろん人との練習や対策も大事です。先輩やエージェント、キャリアセンターの方等々。

でもその前に一回壁打ちしたくない??🥹
私はしたい。上手く喋れる自信ないし。

オムニさんの良いところは、詰まっても「ゆっくりで大丈夫ですよ」と返してくれたり、自分で一旦回答を中断できるというところ。
実際に人との練習をする前に、良い話相手になってくれます。

「この考えをもとに、ぜひ面接でも自信を持ってお話ししてくださいね。」ってのも嬉しい。まあAIなんだけどさ。でもなんか頑張ろうって思えるよね。

こんな感じで使ってみては?

読んでいただいて分かる通り、結構ちゃんとキーワードを抽出して質問してくれたり、深掘りをしてくれました。私はテスト的に志望理由で実践してみましたが、自己PRやガクチカの壁打ち相手にもなりそう。

面接対策まではいかなくても、その前の準備段階の言語化の手助けもしてくれると思います。例えば、自分の強みとしてどこをアピールしようか迷っていたり、どうまとめようか迷っている場合。強みの候補やその背景にある経験をとりあえず語ってみることで、AIがそこに共通性を見出し言語化してくれたり、何かアドバイスをくれるかも?

適度にAIを取り入れながら、無理なく就活進めてみてね🙋‍♀️

全然話関係ないけど、いずれオムニさんの擬人化イラストとかもネットに出回りそう。知らんけど。


サポートしていただけるなんて飛んで喜びます。ありがとうございます。