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サヨナラ坂本龍一フォーエバーセンキュー

みなさんおはこんばんちは。
お元気ですか。
私は元気ですが寒いです。

この記事の下書きを入れてから早2ヶ月経ってしまいました。

かの音楽家である坂本龍一氏が3月28日に逝去されました。
お目にかかったことはもちろん私のような一般ピーポーにはもちろんありませんが、坂本氏に関する私個人の思い出話をいくつか書いてみたいと思います。

音楽について

私が坂本氏の音楽を聞くようになったのは、実はかなり最近の、2019年頃だったかと思います。
その頃バーでバイトしていたときに、お客さんと坂本龍一氏の話になって、お客さんが学生時代に友達と楽曲をトリオでよく弾いていたと言って、教えてくれたのがこの曲。

ゴリラがバナナをくれる日。
タイトルからは想像もつかぬおしゃれさにすぐにハマり、この曲が収録されている『1996』のアルバムをすぐダウンロードしました。
『Merry Christmas Mr. Lawrence』のピアノバージョンも収録されていますね。
またこの年のクリスマスは家に帰れず、ずっと『Merry Christmas.…』を流し続けながら仕事をして、当時の社員さんにドン引かれたのもいい思い出です。不毛な思い出です笑
あと私の大好きな中森明菜さんにも楽曲を提供されていますね。
1993年リリースの『Everlasting Love』、ちょっとスローで重くて切ない大人な楽曲です。

KYOTOGRAPHIEでみた

KYOTOGRAPHIEは、毎年4月から5月にかけて開催される国際写真祭だが、私が美術界に足を踏み入れるきっかけになったイベントです。
坂本氏は様々な写真家の被写体になっており、私が観たのは、2018年のジャン・ポール・グードの作品と、

作品を観る友人

2019年のアルバート・ワトソンの作品。

当時購入したカタログなど。一番右のカタログの写真がワトソンが撮影した坂本氏。

また写真祭のディレクターの一人、ルシール・レイボーズ氏が坂本氏と親交があったらしく、10年目を迎えた昨年にはコメントも寄せてらっしゃいます。
氏が亡くなった際には、そのコメントの全文が公式Instagramに掲載されました。

映画『戦場のメリークリスマス』

坂本龍一氏で映画といえば、やはり『戦場のメリークリスマス』でしょう。

坂本龍一氏とデヴィッド・ボウイ氏が共演。監督は大島渚氏。他にもビートたけし氏、トム・コンティ氏等々が出演しており、特にビートたけし氏が映画を撮るきっかけになったとも言われています。
先述の音楽とともに有名な映画を、私は2021年の春頃、友人のR氏と見に行きました。
R氏の話はそれはそれでおもしろいので今度するとして、このとき公開されてたのは大島渚氏の映画がコレクションされるのでその前に映画館で!という名目だったと思います。(うろ覚え)
坂本龍一氏の演技が良く言えば大変印象深く、悪く言えば下手でしたので、ストーリーと相まってよく覚えている映画です。

坂本龍一氏は、思想の上では全く共感できない人物でしたが、文化・芸術面では天才的で「心に残る」ものを多々作られた日本に誇る芸術家だったと思います。

彼が闘病の末亡くなられたことを残念に思い、ご冥福をお祈りするとともに、数々の偉業を残されたことに経緯と感謝を捧げたいと思います。

サヨナラ坂本龍一フォーエバーセンキュー、というわけなのです。

さおり。



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