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狂言風オペラ『フィガロの結婚』

みなさんおはこんばんちわ。
いかがお過ごしでしょうか。

タイトルの演目公演が開催されたのっていつだったっけ・・・・
もう・・・一か月以上前・・・

とまあ今更感も半端ないですが書いていこうと思います。

私が最初に狂言風オペラ『フィガロの結婚』を拝見したのは2018年の公演。

2018年公演当時のパンフレット。

京都の新祝園にあるけいはんなホールまで見に行きました。行きづらいし帰りづらいしで苦労したのを覚えています。
このときはまだ演出の藤田六郎兵衛さんがご存命でした。
B席の2階席の端から眺める公演にとても感銘を受けたのを覚えています。
当時私はお能を見るのは久しぶり(それもかなり端折ったものを見てる)、狂言は初めて、文楽も初めてでした。
そんな私が物語に引き込まれ、コラボレーション作品とはいえ能・狂言・文楽の見どころというか、楽しさを体験できたことは、私にとっていい思い出となりました。

その次の年の2019年は、関西で能楽堂での公演もありましたが、諸事情で行けず.…
そしてその次の2020年・2021年は武漢肺炎の影響で中止を余儀なくされ、この間に藤田六郎兵衛先生もお亡くなりになられ、2022年はスイスからのアンサンブルが来日できなかったため、特別公演として『魔王』を上演されました。

花色もめん結成前に木ノ川くんと私の友人とで
観に行った思い出

文楽のお人形2体が、お馬の人形に乗るのですが、これを操るにも持ち運びにも苦労されたという桐竹勘十郎先生のお話がとっても印象に残っています。あとお馬さんかわいい。

そして今年2023年、満を持して狂言風オペラ『フィガロの結婚』公演開催と相成りました。

初演となりました3/10の大阪昼公演は、開幕の拍子木が聞こえた瞬間、ここ数年の製作陣を思うと思わず涙が…
初日おめでとうございますの気持ちでしかなかった
(ここで急に日本語不足)

なによりも2018年の公演からパワーアップしている演出・出演者の皆々様に、より一層見ごたえを感じました。
「能楽堂」でみる狂言風オペラは、やはりホールと違い、とにかく近い!
見ごたえもあれば、声をより聴きやすく、能舞台の特色をよく活かした演出・動き、そして物語の運び方、本当に楽しませていただきました。
久しぶりに良質な舞台を観た、という気持ち.…

能・狂言・文楽に触れたことのない友人を数名、またオペラ過激派()のお客様と一緒に観劇しましたが、見たことなかったけどそれぞれ違いがわかって楽しい、伝統芸能の入門のようで分かりやすい、オペラ過激派のぼくでも全然大丈夫、といった感想もお伺いして、私スタッフじゃないけどとてもとても嬉しいです。

大阪公演はSNS用写真タイムがありました

来年、もしくは再来年、再演が期待されます。
もちろん私も期待しているその一人。

今後の動向に要注目!ですっ

さおりさん。

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