(※物語のネタバレは極力無いようにしていますが、シーンの細かい部分や表現には触れています。)
***
花組東京国際フォーラム公演「NICE WORK IF YOU CAN GET IT」
1年ぶりの花組の新作ということへのワクワク感と、この状況の中劇場まで足を運び観劇をすることの緊迫感に包まれていた客席を迎えてくれたのは、なんとも明るい、なんとも幸せそうな、輝きに満ちた柚香光さんの開演アナウンスでした。
はいからさんが通るの大劇場公演では、「皆様にお会いできる日を心待ち
数日前、テレビのチャンネルをザッピングしていたところ、CSのタカラヅカ・スカイ・ステージがぱっと写り、雪組公演「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」の東京千秋楽が放映されていました。
シーンはちょうど一幕ラスト。
ヌードルスがデボラに王冠を被せ、その情熱に胸を打たれたデボラが「嬉しいわ、そんなに想ってくれていたなんて」と呟くようにぽつりと言う場面。
時間を持て余していた昼下がり、たまたまチャンネルがあっただけなのに、そこからはもう身動きできずにじっとテレ