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強さと弱さの見つけ方

この2つの言葉をギフトとして受け取った時、僕にとっての強さと弱さってなんだろう?と問いを持ちながら今日まで、この記事にどんな言葉を綴っていこうか考えた。いろいろ湧いたことをつらつらと書いてみる。

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僕はとても弱い。めちゃくちゃ弱い。メンタルが弱いことを「豆腐メンタル」とよく言われたりするが、僕のメンタルは豆腐より崩れやすいと自負している。豆腐ですらない僕は「"豆乳"メンタル」である。本当に些細なことでしょげてしまうし、小さな失敗をずるずると引きずってしまうし、「辛い、無理!」とわかったらすぐにその場から逃げ出してしまう。周りからしたら「え?こんなことで?」とか「もっとメンタル強くなれよ」とか言われそうになる(実際に言われたこともある)。でもだからといって「じゃあメンタル強くならなきゃ!」と自分で思えば思うほど、それが無理すぎる事案だと気づいてしまい、更に自分が嫌いになってしまう。そんな無限ループにはまりそうになる。

だが僕は、この豆乳メンタルを克服しようとは全く思っていない。そう、諦めたのだ!!(笑)無理なものは、無理!!!がんばらない!!!だから「この豆乳メンタルな俺もブライアンだ」ときっぱり周りに言い切ってみると、なんだかとても心身が楽になって、行動しやすくなった。これってもしかして強さなのかな?そんなことに気づいたようだった。

強さと弱さ。この2つは僕の中でとても密接に関係している。少し言語化してみると、どうやら「強さ」の中には「弱さ」もあるし、「弱さ」の中にも「強さ」がある。冒頭の豆乳メンタルの話でいうと、「メンタルが弱い」のなかにも、「きっぱり諦めて受け入れる」という強さがあるのではないかと。「諦める」という行動は人によってはすごくパワーがいることがあるが、僕は諦めることを軽やかにやってのけてしまう。横断歩道の信号が赤になりそうな時、ここから全力で走れば間に合うけど「まぁ、次信号が変わったときでいいや」ってその場で僕は諦める。なんだかできそうにない仕事が目の前に現れたら、僕は秒で「あ!これ無理です!助けてください!!!」と言って諦めて、誰かに助けてもらう。僕にとって「諦める」ことは強さの1つなのだ。

この調子でいくと、どんどん自分の強さと弱さを言語化できそうだと気づく。僕(ブライアン)がいちばん周りのいろんな人達から「これは強い」と言われることは

  • コミュニケーション

  • 人との繋がり

  • 気軽に話しかけやすさ

  • フットワークの軽さ

  • などなど…

だったりする。僕自身もしっかりこれらは自覚している。この中で「コミュニケーション」の強みをピックアップしてみたとき、その中にある弱さは何なのか。僕自身は気づいている。僕は実は…「人見知り」なのだ(と、友人に喋ると誰も信じてくれない)。

僕は人見知りなのに、なぜコミュニケーションが強いのか。ちなみに昔から僕はめちゃくちゃ基本受け身の姿勢で、「誰かに話かけられるとめちゃくちゃ喋る」タイプである。ある時僕は「だったら誰かから話かけられる環境に身を置けば、めちゃくちゃ僕に話かけてくれるのでは?」と思うようになり、ここで「人見知りを克服する」ことを諦めた(笑)。そういえば、なにかイベントの運営に立ってみたり、登壇してスピーカーとしてみんなの前で喋ってみたり、なにか披露したりすることは昔から大好きだったので、そのポジションに身を委ねてみた。すると自然と周りから話しかけられるようになった。実はこんなコミュニケーションの始まり方もあるのである。頑張って自分からコミュニケーションを取っていくことも時には必要だけど、それがコミュニケーションのはじめだったり、そもそも社会人スキルとして絶対必要、とは言えないんじゃないかと僕は思っている。このように自分の都合のいいきっかけを持つことで、気づけば弱さが武器に変わり、何かが強くなるのだ。

最近これに似た出来事がもう一つあった。僕はこれまでnote等で自分の言葉でなにか文章を書くということが苦手だった。でも今年11月、しずかなインターネットというサービスができてから、なにか書いてみようと思って自由な文章の書き方にチャレンジしてみたところ、それがエッセイという表現手法に近いということに気づき、自分の心の内を自分の言葉で書く楽しさを知った。文章を書くことが苦手という弱さがあったのに、エッセイを書くと捉えたことで自然と文章を書くことが強さになった。こんな変容の形もあるのだと知った。

強さと弱さ。僕にとってこの言葉は、人生を前に進めてくれるコンパスのような存在である。この2023年を振り返って、強さと呼べるもの、弱さと呼べるもの、いろんなものに出会っては感情が動かされ、沈んだり浮いたりしてきた。でもこうして今、この記事をかけて公開できて、きっと世界の誰かにこうして読まれていることが、僕にとってまさしく人生を前に進めてくれた出来事になるのではないだろうか。

あなたにとっての「強さ」と「弱さ」はなんだろうか?

あなたの持つ弱さは、何かの強みを伝えるメッセージかもしれない。あなたの持つ強さが支えているものは、過去一番弱さを経験したことかもしれない。そんなあなたの人生を前に進めてくれる強さと弱さが、きっとそこにあると僕は思う。

というお話( ´ ▽ ` )ノ🔆

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これは コーチたちのアドベントカレンダー2023冬 の 12日目の記事として執筆させていただきました。「強さと弱さ」という言葉を僕に贈ってくれた方、そしてステキな企画を作ってくれたりみさん、まーさんに大感謝です!

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あと、文章中にもあった定期的に書いてるエッセイもよかったら読んでみてください🤲今日のnoteは、いつもしずかなインターネットで書いてあるエッセイ調で書いてみました。レターお待ちしています📭


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