気になる毛穴や角栓のケア方法や原因を解説!
ファンデやパウダーを乗せても浮き出てしまうイチゴ鼻。最近涼しくなってきたとはいえ、まだまだ暑いので毛穴も開きやすくなっています。
みなさんは悩んでいませんか...?泣
今回はニキビ同様に悩んでいる方が多い、鼻の黒ずみや毛穴の開きについてまとめました!Lee編集長おすすめの洗顔法や、前回のニキビ記事同様に田中優子先生にも色々と教えていただいているので、最後までご覧ください♪
毛穴が気になる「イチゴ鼻」には、主に
「毛穴の中の角栓が黒い」
「乾燥が激しく、開いてしまっている場合」などがあげられます。
それぞれの原因や対処法を探っていきましょう。
鼻の毛穴が黒く見える!黒ずみやぷつぷつの原因は?!
毛穴は、肌の奥から伸びる体毛を包む毛包管が肌表面で開いたもの。
毛穴には、皮脂を分泌する皮脂腺がもれなく付随しています。
肌の表面は、毛穴の中までそのまま繋がっていて皮膚の表面と同じように古い角質が日々剥がれ落ちています。
剥がれた古い角質と皮脂が混ざり、そこに詰まったものがよく聞く「角栓」なんです!!
そして、角栓を放置してしまった結果が「鼻の黒ずみ」になります。。。
※イメージ
角栓が黒ずみになってしまうプロセス
①過剰な皮脂が分泌される
間違ったスキンケアや偏った食生活をしている、紫外線、生活習慣の乱れ、乾燥……など理由は様々ですが、過剰な皮脂分泌はストレスが原因のこともあります。
②皮脂が排出されずに詰まっていくと角栓に変化
ストレスなどで皮膚のバリア機能が下がると表皮の増殖が起こり、毛穴の入口が詰まりやすくなります。そうすると皮脂がうまく排出されずに詰まってしまい、皮脂は角栓に変化していきます。
③停滞し酸化する
排出されずに停滞した角栓が空気に触れ、酸化することで黒ずんだ状態に...。詰まった皮脂が数日間停滞するだけで、あっという間に黒ずみ毛穴になってしまうのです。
開いている毛穴はどうすれば…?
毛穴が開いていると、角栓も溜まりやすい。
角栓をケアしあとは、毛穴が開きがち…。
このスパイラルをどうすればいいの?!
まずは、毛穴が開いてしまう原因を探ってみましょう。
<肌の乾燥>
肌のいちばん外側にある角層から水分が失われると、紫外線や雑菌などの外的刺激から肌を守ってくれる「バリア機能」が低下。
すると肌は、バリア機能を整えるために皮脂を過剰に分泌させていくので、毛穴の開きにつながってしまうんです。
先ほども書きましたが、過剰な皮脂分泌は角栓の生成に助長してしまいます。
角栓がずっと鼻に残っているとそれだけで毛穴は開いてしまいます...。
<肌のたるみ>
本来は丸い形をしている毛穴ですが、肌がたるんでしまうと頬の毛穴がタテに伸びて目立つようになってしまいます。
たるみによる毛穴の開きは、しずくのような形が特徴。
頬を指でピッと引っ張ると毛穴が目立たなくなる場合は、たるみが原因かも?
たるみなどは加齢などによりある程度は仕方ないかもしれませんが、乾燥や皮脂分泌は自分である程度は抑えることができます!
ではどのように予防していけばいいのでしょうか?
過剰に分泌された皮脂は、その日のうちに取り除くことが大切です。
朝と夜の二回、洗顔料をよく泡立てて皮脂汚れをくるくると洗い流しましょう。
※ただし1日に何度も洗ったりゴシゴシ肌をこするように洗ったりするのは厳禁
摩擦はお肌の大敵!!
肌が乾燥し、過剰な皮脂分泌につながれば毛穴の目立ちを引き起こしてしまいます。
うるおいを守って、汚れをすっきりと落とす洗顔のコツは、たっぷりの泡!
泡が汚れを包み込むことで、肌をこすらずに落とすことができますよ。
水かぬるま湯を少しずつ加えながら、手を逆さにしても泡が落ちないくらいまでよく泡立てましょう。
大事なのは保湿!!
乾燥を防いで角層のバリア機能を保つには、丁寧な保湿ケアが大切。
毎日のスキンケアでは、化粧水→乳液を肌になじませ水分と油分のバランスを整えましょう。それでも乾燥が気になる時は、美容液やクリームなどをプラスするのもおすすめです。
一方で皮脂が多い人は、ベタつきが気になって化粧水だけでケアを済ませたり、乳液の量を減らしたりと、自己流スキンケアをしている人もいるのでは...?
化粧水と乳液は、どちらもきちんと使用量を守ることで、うるおいバランスの整った健やかな肌が続きます。
ベタつきが気になる人は、さっぱりタイプの乳液を選んでみましょう。
「さっぱり」と「しっとり」の違いは、肌につけた時の感触なんです!
保湿効果に差はないので、自分の好きなテクスチャを選びましょう★
化粧水を肌にぬる時は、手に化粧水を乗せ肌に手を合わせ、しばらくじわじわと毛穴に浸していきます。そのあとは擦ったりして馴染ませるのではなく、指先でタッピング!
この時手のひらでぱんぱん!とするのではなくタイピングする程度の強さで◎。
刺激や摩擦は絶対にNG❌
Lee編集長おすすめの毛穴トラブル予防洗顔!
肌の綺麗なひとを想像する時、私は必ずLee編集長を思い浮かべます。
あの人の肌は本当に綺麗。毛穴一つ見当たらないんです。
メイクも上手いのでニキビ跡を隠したりするもの完璧なのですが、彼女のすっぴんの肌はまさにムキ卵みたいにとぅるとぅる!
彼女おすすめの市販化粧品などは後日記事にしたいので、それもお楽しみに✨
今回はそんなお肌美人のLee編集長に、毛穴の黒ずみや開きを予防する洗顔方法を聞いてきました!!
用意するものは……
いつもの洗顔料と酵素パウダー!
泡だてネットを普段使わない人はそれもあるといいかも。
酵素パウダーはどこのものでもいいらしいのですが、編集長のお気に入りはObagiの酵素洗顔パウダー!小分けなので持ち運びにも便利なんだとか。
1:いつもの洗顔料を泡だてネットでよく泡だてて手のひらに泡を乗せます。
2:パウダーを泡の上に数回分けながら、泡とパウダーを馴染ませていきます。パウダーの粉感が残るようなら少しだけ水も混ぜて!
3:手のひらが直接肌に触れないよう、泡を上から動かすようなイメージでくるくると洗っていきましょう。
私はこれだと、小鼻の隅々までを洗った気がしないので、中指で小鼻の横を上から下に、下から上に、毛穴汚れをすくっていくとざらざらが気になりにくくなりました!
強く擦っちゃダメですよ!あくまでも優しくふんわり。
それだけで十分です☺️
そのあとはしっかりと流水で洗い流し、しっかりと保湿しましょう!
ちなみに…あまりにも編集長がおすすめしてくるのでこれはPRなのか聞いてみたところ…
本当にただのおすすめらしいですw
彼女のイチ押しアイテムはとってもおすすめなので使ってみて下さい!
専門家の先生にQ&A!
今回も美肌の神様!田中優子先生に色々な疑問を解決して頂きましょう😊
Q:毛穴パックはよくないと聞きますが、何故ですか?
A:毛穴の開きの原因の角栓はスパッと取れるほど固いものではありません。毛穴入り口で角栓が残ってしまい、意味がないのです。
シートの剥がすときの刺激も毛穴に良くありません。
Q:出先で、ファンデの上から角栓が目立ってしまった場合の対処法を教えてください。
A:角栓は皮脂に詰まっていて、吹き出物のような形でボコボコ見えます。角栓そのものが見える訳ではないです。
ファンデーションの上から角栓が目立つのではなく、ファンデーションを塗っても毛穴のボコボコが目立つということでは無いでしょうか。
脂性肌の方は、時間が経つとファンデーションが薄れてきて、顔は脂ぎってきますのでどうしても毛穴は目立ってしまいます。
緊急なら水で塗るタイプの固形ファンデーションで塗り直すときれいにつきます。
ただ…根本的に毛穴開きの改善を目指していった方がよさそうです。
Q:毎日気をつけた方がいいケアがあれば教えてください!
A:1に触らない、2に触らない、3に触らない です。
これに尽きます。
お化粧時のパフスポンジは毎回洗ってあるものを使用すること。
ブラシは原則使用しない方がよいです。
次に【自宅ケア】ですが、洗顔はクリームクレンジングと、フルーツ酸の石鹸がおすすめです。美容液は高濃度ビタミンCを使用すると良いでしょう。保湿はセラミドたっぷりのクリームで。
【クリニックでの治療】を考える場合は、毛穴の開きには光治療とピーリングがよいです。
レーザーはニキビの肌の凸凹に使います。
特に、物理的ピーリングのハイドラフェイシャルはよいです。
そのあと幹細胞上清液や、ビタミンCの導入をします。見違えるように決め細やかな肌になりますよ。
しかし、毛穴の治療は自分でできます。
毛穴に詰まった皮脂は脂肪なのでそれを溶かすものを使いましょう。酵素洗顔がおすすめです。リパーゼのはいったものや、タンパク分解酵素のパパイン入りなど毛穴の周りの黒ずみもとれていきます。
田中優子先生ありがとうございました♩😊
編集長おすすめの酵素洗顔は、田中先生のお墨付きという事ですね!
私もさっそく買いましたw
いかがでしたか?
ニキビと違って毛穴の開きや角栓、黒ずみなどは自分でケア出来ること、生活習慣などで改善出来ることが分かって頂けたら嬉しいです😊!
私もニキビは少なくなってきたとはいえ、鼻の角栓にはいつも頭を悩まされています。
この記事を読んで、皆さんで綺麗に改善していきましょうね♡
監修:田中優子
日本女医会理事 / 日本保健医療学会理事。現在68歳で、60歳時の肌年齢は30歳。『ノンストップ』『ミヤネ屋』などメディア出演多数。
ライター:M.