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友人に話す感じで今後の人生や夢を

今日は珍しく「ですます調」で書いていきます。

というのは、タイトルにも書いた通り今日は親しい友人とカフェで時間をかけて語る感じで、今後の人生や夢について書いてみたいと思ったからです。

なんで急にそんなことをしたくなったかと言うと、ここ最近ずっと潜在的に誰かと深い話をしたい欲が湧いているからです。信頼できる人たちとリアルで会えばいいかなーとも思ったのですが、しばらく体調が優れない日が続いていて、急にリスケになっても申し訳ないと思うとなかなか誘えずにいて。

あとは、これまで点々と見えていた人生の地図が、先日なんとなく線で見えた感覚があったので、それを新鮮なうちに文字で記録しておきたかったのもあります。

そんなわけでいつもと違うテイストですが、今後の人生や夢について書いてみようと思います。

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まずですね、先月末に、3羽のひよこが生まれたんですよね。

これがもう可愛くて可愛くて……。以下の記事でも生まれた時の様子は細かく記載しているのですが、生誕時の苦労や心配が大きかった分、どんどん成長していく様子を見るのが本当に嬉しくて。

生まれてから約3週間は自宅で一緒に暮らしていたのですが、その後は庭の鶏小屋へ引越し、今は外暮らしが始まっています。ひよこがいなくなった当日は寂しくて仕方なく、夜メソメソと泣きました。重ねて言いますけど、庭にはいるんですよ(笑)

それでも寂しくてしっぽりと泣いていたら、夫に笑われてしまいました。ひよこでそうなんだから子供が巣立った時なんてどうなっちゃうんだろうね、と。

外にいってもひよこたちは皆、太ももの上に集まり眠ってくれます。こんなに愛らしい生き物だとは思いませんでした。ふわふわの感触や、ひよこのぬくもりは格別なものがあります。

そんな一カ月を過ごして思ったのは、「私は今後の人生をニワトリと共に生きたい」ということでした。

それはペットとしてライフスタイルの一部にひよこがいればいいのか?と聞かれればそうではなくて、もっと深く、仕事としてニワトリと関わり続けたいという想いでした。

では養鶏家を目指すのか?と聞かれると、それもまた違うと思います。

理由は、ニワトリとの距離感が今とは全く異なるものになるからです。養鶏家になればそれなりの羽数のニワトリを飼育し、卵を定期的に販売し利益を上げなくてはなりません。今のように、丁寧に一羽ずつの健康状態を把握したり、可愛がることは難しくなるでしょう。加えて卵をどれくらい生むのかなど、ニワトリ自体についてもまだ詳しくありません。平飼い農場であれば将来的には考えなくもないですが、今すぐにそれに着手することはできません。

ではどうするのか。

恐らく私は「庭先養鶏ができる人を増やしたい」のだと思います。

持続可能な羽数で、各家庭で愛されながら生きるニワトリが増えて、その先の産物として卵がある。人も家畜も幸せ。

そんな状態に導く手伝いがしたい、ということなのだろうと思います(まだやんわりですけど)。

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「持続可能な羽数で庭先養鶏ができる人を増やし、人も家畜も幸せな状態に導く」

これがテーマかもしれないとようやく言語化できたとき、実はなんとなく既視感がありました。

なぜだろう?と考えた時、大学生の頃に一度得ていた学びと根幹の考え方が一緒だったからです。私は環境社会学という分野が学べる学部にいました。大学では環境問題を学びたいと高校生の早い時から思っていました。

在学中はボルネオ島という熱帯雨林でフィールドワークがあるなど、四年間かけていろいろと経験をしたのですが、結局自分の中で腑に落ちた答えは「一人一人が変わらないと地球環境は変わらない」ということでした。

この時点で私の思想はどちらかと言うと、マクロではなく「ミクロ」寄りに形成されていたのだと思います。

法律を変えて世の中を変える、みたいなことは政治家や官僚の仕事ですよね。SDGsのように世の風潮や全体目標を作るのは国連だったりします。たぶんマクロな視点で仕事をしたい方はそういった世界へ行くんだと思います(知らんけど)。

しかし、私にはマクロな事柄って途方もなく大きなモヤモヤに囲まれた得体の知れないものに見えてしまうことがあったのです。そういう違和感から、どちらかというと、「個人や家庭ベースで実践できることは何か」をミクロな視点で考えるようになっていきました。

今回のニワトリの件も同じなんだろうと気が付きました。

これらのことを大学の頃から知り合っている夫に話してみると「改めて言われなくても早秋はずっとそういう思想だったよね」と言われました。

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じゃあ具体的になにやるの?って話ですけど、まだ具体的には見えていません。

ただ、Wonderland in my garden的なことなんだろうとは思っています。ライフスタイルの提案として、自宅の庭を活用しながら自然環境や生き物たちと共生して暮らすにはどうすればいいのか、というテーマを扱うんだと思うんですよね。

そのうちの一つにニワトリ(庭先養鶏)がある感じで。

プロフィールにも書いてあるとおり、今、湖畔沿いの田舎町に住んでいます。広い庭では季節ごとに様々な虫、野鳥、植物、が賑わいます。そんな様子を見るのが楽しくて楽しくて……。

多様性って言ったら最近使われ過ぎていてなんだか安っぽいですけど、そういうことなんだろうと思います。自然界がよく分からない感じでわちゃわちゃしているのが、本当に面白いんですよね。ついつい微笑んでしまう。

今日だって全長5mm程度の小さいバッタやカエルが大量に芝生の上を歩いていて、「わー好き」ってなりましたから。最近生まれたんでしょうねえ。

もちろん家畜のニワトリやヤギも歩いていて、なんだろうこの平和な庭はっていつも思っています。そしてこんなに面白がらせてくれる場所ってなかなか見つかりません。たまにはデパートでショッピングもしたくなりますけど、やっぱり庭が落ち着く。

各家庭の庭って狭くても僅かでも、生き物の生存場所や通路として非常に重要な役割を果たすそうです。そういう意味も込めての、Wonderland in my gardenなんですよね。

これをどう事業化するのかはもう少し自身で手を動かしながら考えてみますし、どなたか優秀なブレイン様がふと教えてくれるかもしれません。

今は個人事業で執筆業と宿泊業を行っているので、最初はそれと絡めて発展させていくんだろうとは思います。ですが、別に今の事業にこだわらなくてもいいと思っています。

Wonderland in my gardenという新しい軸が見つかったので。

先述したとおり、「個人で自宅で」というのはかなり大きなポイントなのです。自らの生き方や働き方もそうですし、同じような人を応援したい気持ちも多くあります。

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左からいつちゃん、きぬちゃん、みずちゃん

正直、個人事業主って会社員より全然稼げないし精神的にも辛いしナニコレ、としばらくずーっと思っていたのですが、今ではこの過ごし方に以前より納得がいっています。自分が独身だったら絶対に選ばないですけど。

夫婦のビジョン(子供が何人欲しいとか、こういう家族になりたいとか)もあるので、それを考えるとベストな働き方なのかもしれません。仕事と家庭とどの割合で時間を割くか、というかね。単に自分の働き方に対する感性や欲望が以前より鈍ってきただけ、という危惧もあります(笑)

でも、自分らしさみたいなものは会社員より出せるんじゃないかと思います。好きなことを寄せ集めて事業にできるわけなので。それが稼げるか稼げないかは置いておいて、好きじゃないことって長くは続けられないです。

私の場合も、書くこと(執筆業)や人をもてなすこと(宿泊業)が好きというか嫌いじゃないので、続けられているんだと思います。

ちなみに個人事業をやってみて思うのは、会社員時代のスキルは普通に生きるということです。メール文面、電話対応、名刺交換など基本的なビジネスマナーは当然のこと、バックオフィス業務(特に経理周辺)は経験しておいて本当に良かったと思います。

気になるキーワードが出てきたのでついでに書いておきます。ここまで述べてきたことの他に、実は同じくらい興味を持っている分野があります。

それが経理と税務です。

個人事業の合間に、毎年自治体で確定申告の相談員をやらせて頂いているのですが、これが本当に面白くて。昨年は簿記2級も取得したので、さらに上位資格の勉強も続けていきたいです。なるべく税務と触れ合う時間も失わずにいたいと思います。

自然環境と税金って全然関連なさそうに見えますけど、自分のなかでは同じくらいに興味深いテーマなのです。これもまた事業の中で最大限に活かせるといいと思います。

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庭の草花をいける

とりとめもなくなってきたので、このへんで終わります。お茶の時間をご一緒くださりありがとうございました。

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