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note記事執筆の際の思考過程の整理

執筆経緯

 Twitter改めXをみていたら、たまたまこのようなポストを発見した。


 私は常々、記事のお題自体はそのあたりにいくらでも転がっていると考えている。何かの話のネタを発見した、又は経験をした時点で、そこから何を書けば他の人の教訓になりうるか?この有無が私の場合の主な執筆するかどうかの基準である。今回の記事であれば、私が記事執筆するときの思考過程等の整理をして記録しておこうと思ったこと、これが執筆経緯である。


文章を書く上で気を付けているポイント

読み手に何を伝えたいのかを意識する

 私は日頃から記事を書く際に、自分の思考過程を整理すると同時に、読み手に何を伝えるのかを執筆段階で意識するようにしている。どうすればわかりやすく簡潔に伝わるか?ということに重きを置くように心がけている。今回はご丁寧にもXのポストにて記事の中に最低限盛り込むべき要素が記載されていたので、それらを盛り込みつつ整理してみる。

どんな些細なことでも構いません。
・文章を書く上で気をつけているポイント
・見出しの付け方
・アイデアの発想法
・参考にしている書籍やnoteの紹介
など、「新しくnoteを始めた」「もっと良いnoteを書けるようになりたい」と思っている方の参考になるようなアイディアをお寄せください。

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見出しの付け方

 見出しとは、記事の中で触れておきたいキーワードであると考えている。そして、そのキーワードを説明するものが本文だと考えている。記事を書く際は、先にこれらを小見出しで記載しておくことにしている。どのキーワードをどの順番で記事に文章化し、最終的にどのような結論にもっていくのかがみやすくなる。また振り返りの記事のように、時系列を意識して『いつ頃の話』をキーワード化することもある。
 さらにnoteの目次作成機能を使うと、見出しの言葉は自動的に目次に記載されていく。記事完成後に目次の見出しをクリックすると自動的にその見出しの段落までとべるようになっている。随筆のような形態ではなく、何か教訓や記録を書き残す、又は考えを主張するような記事を執筆する際は、よほどコンパクトに収めた話でない限りは目次機能の使用をお勧めしたい。記事の全体構造を先にみせておくことで、おおまかな流れが掴んでもらいやすくなり、記事内でのキーワードが多少意識づけられるからである。
 逆に言えば、読み手の人には目次にはそのような意図があることを汲んでもらえると、記事を読む際の理解度が少し上がるので是非意識してもらえるとありがたいところである。

アイデアの発想法

 基本的に何を書くかどうかは、『執筆経緯』の段落で触れた通りである。しかし、お題だけ与えられてお題に沿った記事を書いてほしいという指定が入った場合は、お題から思いつく限りのことで教訓として書き残しておいてもよいだろうというものをひたすらに連想することにしている。
 一連の流れをまとめるとこのようになる。

お題のテーマ 
⇒ お題に関連するキーワードの洗い出し
⇒ 関連知識の想起

そして、根底には2つの人生の教訓がある。

  • 『この世に無駄なものなど何一つない』

  • 『すべての物事はどこかでつながっている』

 この2点を常日頃から意識して、読み物を読んだりニュースをみたり動画配信を見たりTwitter改めXのタイムラインを眺めてみる等していると、いろいろなものが蓄積されていく。そこには遊びも仕事も関係ない。全ての経験がどこかで何かの役に立つかもしれないという考えのもとにある。今までの経験というベースの上に、お題を通して伝えたい教訓や主張を言語化していくわけである。

参考書籍やnoteの紹介

 記事を書く際に参考文献等があれば引用することもあるが、基本的には勝手に使って後で何かトラブルになるのを避けるため、ひとまずは一声かけてから引用するようにしている。他の人の知識や経験をお借りして記事を書くことも時には必要であるし、自分一人が記事を通して伝えるよりも、より伝えるべきことの説得力が増す。

 また、お題そのものを『紹介』に重きを置いて記事を書いてみるのも面白い。思い付きの試みであったが、今までその時によくお世話になっていたVtuber紹介、ポケモンのランクバトルでの構築記事の紹介、資格試験の記録記事等の紹介記事を書いてみたことがある。日頃の感謝であったり、複数の記事を読むことによって得られるそれぞれの環境に共通する教訓がみえたり、さまざまな効果があるため、時としておもしろい試みであると思う。
 紹介に重きを置いた際は、それぞれの紹介先をリンク付きで見出しにしてい置くと、目次で一まとめにして紹介できるため、記事としてみやすくなるのでそれもお勧めしてみる。

唐突にポケモン配信者を紹介してみる。|テツノトリ (note.com)

(SVシングルS9.2023/9/10加筆)ポケモンランクバトルの構築記事を紹介する記事|テツノトリ (note.com)

受験記録という名の読み物紹介(行政書士試験)|テツノトリ (note.com)

最後に『記事を書くことのすすめ』

 何かを記事にして記録することは、自分の思考の整理のみならず、記事を書いた当時の状況を記録した、ちょっとした歴史的に価値のあるものとなる。自分の書いた記事にそんな価値があるとは思えない、などと思いそこまで指が動かないという気持ちもわからなくはないが、誰がどのように価値を見出すかは知る由もない。がらくた同然の価値がないと思われていたものが、年月が経ってある一定の層からはとてつもないお宝扱いされることはたまに聞く話ではある。誰がどこにどのような価値を見出すかはわかったものではないが、一つだけ私から言うとすれば、

『この世に無駄なものなど何一つない』

ということである。例え思うような成果が出なかったとしても、本気で取り組んだことであればそれは貴重な経験であるし、振り返って次につなげる、あるいはその経験が他の人の次につながるかもしれない。自分の経験と向き合うのは非常に心身に堪えるものである。そうそうできることではないが、そういう記録を残されている方は、後に圧倒的な成果を出されていたりする。これはポケモン対戦や資格試験に限らずあらゆる界隈にてしばしば目にする。心身が追いつかないためそれをすぐに真似することは非常に困難ではあるが、もしそういう方がおられれば是非書き残す背中を押したいところである。
 そういうわけで、是非様々な経験やそれらを得た感じたものなどを、まずは気軽にnoteを通じて何かしら記事にしてほしいと願うばかりである。


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