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ファッション専門人材会社から総合ソリューショングループへ、2代目が継承するDNAと2030年へのビジョン Vol.5:WMHの長期目標と成長戦略

こんにちは、ワールド・モード・ホールディングス株式会社(WMH)社長の加福真介です。

WMHは日本で唯一のファッション領域に特化したソリューション・グループです。

人材の採用育成・店舗運営・マーケティング・コンサルテーションなど、ファッション業界の課題解決に必要な各分野のプロフェッショナルがチームとなり、多角的に改善・成長をサポートしています。


このnoteでは、これまでまとめてお伝えする機会がなかった当社のあゆみ、理念やDNA、業界の発展や社の成長に向けて考えていること、仲間が活躍する様子などを社内外に発信していきたいと思います。

 

▼前回までのストーリーも、是非あわせてお読み下さい

 

Vol.1:創業のあゆみ https://note.com/skafuku/n/ne330b33d6cba

Vol.2:引き継がれるiDAのバトン https://note.com/skafuku/n/n2a5b9cdcdd86

Vol.3:WMHを創った理由 https://note.com/skafuku/n/ne9da33f35bac

Vol.4:WMHの人物紹介 https://note.com/skafuku/n/n72d8def21c90

 

第5回目には、ここまで過去・現在とお伝えしてきたWMHはこの先の2030年、そしてさらにその先にどのような未来を描いているのか?という、社外には初公開の内容も含めた長期目標と成長戦略をお伝えします。

 

2022年・現在のWMHの全体像


顧客の課題に、人材、研修、店舗運営、VM、テック、
マーケティング、海外事業で応えます


WMHグループを創ろうと動き出してから10年。

その間、父を含め4人の創業者から大切な事業を直接引き継いできました。

さらに業界を代表するようなスーパースターがグループに参画してくれました。沢山の社員が、大事な人生の時間を使って当社共通の夢に向かってまい進してくれています。

本当にすごいメンバーがWMHに集まってくれているとつくづく思います。

その分、代表者は私でいいのかと時々自問しています…

今私がすべきことは、ただただ全力で成長して報いることしかありません。

そしてこのすごいメンバーが力を合わせてより大きな成果を出す環境を創り、ワクワクする未来に向かっていくためまい進していきたいと思います。


現時点のグループの事業会社の数は7社に加え、シンガポール・ベトナム・台湾・オーストラリアに法人設立し展開中。ネットワークを国内・世界で拡大させていきます。

まだまだ各社の連携やサービスの豊富さには伸びしろがあります。

そこで、グループとして更に前進していくため、2030年に向けた長期目標と成長戦略を社内で共有しました。

WMHのビジョンと2030年目標・成長戦略


これからは、今まで社内でのみ共有してきた当社のビジョンやパーパスを公開します。

さらなる成長に向けて、社外の皆様に対しても私たちの約束として共有していきたいと考えているからです。


Purpose <私たちの存在する目的>

 ファッションを支える人々から、それを楽しむ生活者まで、
 ファッションを通して、心躍る未来を実現します。
 ファッションの力をどこまでも信じ、
 人や社会に喜びを提供しつづけることが、私たちの使命です。

Vision <私たちの目指すべき姿>

 ファッションを愛する人と企業に、愛されつづけるグループを目指す。
 最前線の課題に、最適なサービスを、最高のチームで創造する。

Mission <私たちがビジョンを達成するための使命>

 ファッション・ビューティー産業のあらゆるニーズに対して、
 専門性の高い人材とサービスを提供する世界で唯一のグループになる。

Core Values <私たちの価値基準>

 ◆プロフェッショナルだけが、選ばれ続ける。 
   Winning together as professionals.

   スキル、センス、ネットワーク…ファッションで培う力を駆使し、    
   指名されるプロであれ。
       現場から経営、老舗から次世代、ライフスタイル領域まで、
       活躍の場はどこまでも拡張できる。 
       昨日までの自分を、超えてゆけ。

   ◆誇りを持たなければ、仕事ではない。
       Have Honor in all the work we do.

     つねに顧客ファーストであれ。
   顧客にまっすぐ向き合い、成果で答える。
       切磋琢磨し、ともに成長する。
       目の前の顧客が輝くために何ができるか。
       その想いを積み重ねてこそ、誇りは磨かれる。

   ◆最高の仕事とは、最高のチームワークだ。 
       Make the best teamwork.

     一人でたどり着く「最高」には限界がある。
       社内外の仲間と手をとりあい、尊敬しあい、高めあう。
       ひとつの家族として、チームで駆けあがれ。
       全員経営で「最高の仕事」に挑め。


ファッションを愛する人と企業に愛されつづけるグループを目指し、最前線の課題に最適なサービスを、最高のチームで創造していきます。

ファッションの力を信じ、この産業になくてはならない会社となって顧客を支え、ファッションを愛する人と企業とともに沢山の人を幸せにしていきます。

 

ファッション業界の未来に疑問符を投げかける人もいます。

でも私たちはファッションの力を信じています。
ファッション産業を支える為に前進し続けます。

ファッションには、人を勇気づけ、心豊かにし、感動させる力があります。

そしてその力は方程式やコンピューターだけでは生まれません。

「創造性」や「おもてなし」……この産業には、そのような人ならではの力が必要です。

私たちは優秀な人材を集め、育て、チームで価値を生み、業界に送り出し、ファッションを支えていきます。


私たちが目指す会社像は、人と企業に愛され続ける会社、社員に愛され続ける会社、社員が主役の会社です。

そのために、社会の公器にふさわしい経営、仲間がやりがいを持つ指針と環境、全員経営を強く意識して成長していきます。

そしてこのビジョンを共有した、強く・正しく・魅力的なグループになっていきたいと思います。

2030年にWMHが実現する3つの目標


今後のビジネス環境を考えると、社会構造の変化はさらにスピードを上げ、消費スタイルや業界環境、人々の働き方も大きく変わっていくでしょう。

その中で私たちWMHが、2030年に実現したいことが3つあります。

高い目標こそが成長力になると信じ、ここで宣言します。

1)世界的プラットフォームへ

  人とサービスが集まり、ファッション産業の発展を支えるプラットフォ 
  ームの役割を世界中で果たすための体制を構築。
  最適なサービスと優秀な人材によりクライアントに貢献します。

2)年間売上1000億円

  2021年度比較約5倍の売上を達成し、より多くのクライアントと人材を
  支える会社へ成長。
  実績やノウハウを蓄積してさらなる価値向上を生んでいきます。

3)社員あたり年間営業利益300万円

  2021年度比較約3倍の社員あたり営業利益を確保。
  業界や社会の課題を解決する事業に挑戦し続ける力を高めるとともに、  
  仲間の頑張りに報いることのできる高い報酬体制を実現していきます。

人材サービスとソリューションサービスを融合し、より多くのクライアントと人材を支えます


それらの目標を実現する為の成長戦略


上記3つの目標実現に向け、実行する成長戦略の基本方針は5つあります。

<1> グループ連携

 ●目の前の顧客に対して、最適なサービスを届ける体制を創る。
 ●グループ内情報共有を促進するとともに総合窓口機能を強化する。
 ●社員の教育や評価制度を改善して、複雑化する顧客課題を解決するため
  に最適なサービスをグループ横断的に探して提案する。

<2> 顧客開発

 ●既存顧客の課題を把握できるよう徹底的に寄り添う。
 ●顧客のニーズに応えるべく事業領域、対応可能な領域を拡げる。
 ●新規顧客開発によって新しい課題に対応し、最新の知見を得る。
 ●ライフスタイル全体に顧客対象を拡大し、幅広い人材の活躍を創る。

<3> 機能開発

 ●クライアントの課題を解決する為に新たなサービスを開発する。
 ●多様な働き方と活躍を支援する為に新たなサービスを開発する。
 ●社員の能力開発を推進するとともに、社外のパートナーと連携しクライ
  アントと登録者の満足度を高めるサービスを開発する。

<4> グローバル開発

 ●人口減少と高齢化は消費力と労働力の低下を招く為、
  国内の企業が海外の消費者・市場・労働力を求めていくと考える。
  その中で、海外の成長市場の発展を日本の強みを活かして支える
  とともに、ワールドワイドに展開することによって人と企業の
  国際化を支えることのできる会社になる。

<5> サステナブル経営

 ●社員が胸を張れる会社、人と企業に愛され続ける会社であるよう、
  ファッション業界がサステナブルになりより人々から愛されるよう、
  自らのビジネスでサステナビリティを実践するとともに、
  業界全体のサステナビリティが促進されるよう積極的かつ献身的に
  リーダーシップをとっていく。


2030年、どんな世界が見えるようになっているのか


8年後の2030年、私は53歳になっています。

父が引退した年齢になるまでには、あと15年ほど残っている計算です。

WMHが1000億の目標を達成した後には、5000億、さらにその後は1兆円企業を目指していくでしょう。

そして私が引退した後も、ファッション業界に愛されながら成長していく会社であってほしいと思います。

そのためには、2030年の時点でどういう状況であるべきなのか、53歳の私や社員の皆がどんな能力を持ちどんな役割を担っているのか。

先を見据え、社員をはじめステークホルダーの皆さまと未来に向けて対話しながら、WMHの未来を一緒に創っていきたいと思います。

 


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