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会食恐怖症と付き合っていく


会食恐怖症について


僕は基本的には1日1食しか食べない。

間食でたまにおやつとか、付き合いでお昼を食べたりするときもあるけど1人でいるときはそんなに食べない。



なんでそんなにご飯を食べなくなったのかというと、人前でご飯を食べることが難しくなったからだ。

1人でいるときは普通にご飯を食べる事ができるのだけれど、外食とか、他人が目の前にいたり、周りにいる状況だと、なんかのどにつっかえる感じがあったり、吐き気を催したりすることがあってうまくご飯が食べられなくなる。

この症状は大体2~3年前から続いていて、自分としては友人とか先輩とかのご飯も楽しみたいしなんでこんな症状が続くのかと困っていて、漢方とかも飲んでみたりしたけどそんなに良くならなくて、悩んでいた。

でもこういう人って結構多いらしくて、ネットで調べてみるとこういう人のことを「会食恐怖症」と呼ぶらしい。

症状を調べると、

人前での食事がストレスに...「会食恐怖症」とは?
私たちの生活にはなくてはならない、日々の食事。

一番の目的は栄養を摂ることだが、ときにはコミュニケーションの場所にもなる。誰かとランチを食べたり、家族と食卓を囲む時間がリラックスタイムということもあるだろう。

しかし、その環境を苦痛に感じてしまう人がいることをご存じだろうか。

それが「会食恐怖症」という、心理的な病気を抱える人たち。神経症の一つである社交不安障害に分類され、人前で食事すると強い恐怖や不安で、次のような症状が出てしまうという。

・吐き気
・めまい
・胃痛
・動悸(どうき)
・嚥下障害(食べ物が飲み込めない)
・口の乾き
・発汗
・顔面蒼白
・体(主に首や手足)の震え
・呑気(空気を飲み込んでお腹が張る)
・緘黙(黙り込んでしまう)

詳しい記事はリンク↓貼り付けますので読んでみてください。

僕が人とご飯を食べようとするときに出る症状にほぼほぼ全部当てはまっていた。


今は、仲良い人とご飯行く時はひどい時よりかは良くなったが、それでも調子悪いときや初対面の人とかとご飯食べるときは症状がでる。


会食恐怖症になるきっかけ


会食恐怖症になる人はなにかご飯を食べているときにストレスがかかるとそれがきっかけでなるそうだけど、僕の場合はその当時付き合っていた彼女の祖父とのご飯がきっかけだった。

彼女の祖父とご飯に行くことになった日、その前に軽く腹ごしらえをしていたので、そんなにおなかがすいておらずご飯に行こうかどうか迷っていたが、せっかくだし行こう行こうとなって焼肉に行くことになった。

焼肉に行くまでは良かったのだが、問題はその量だった。

僕と彼女と彼女の祖父、祖母の4人で行ったのだが、明らかに4人じゃ食べ切れられないくらいの量を注文されて、おなかがすいているときならまだしもそんなにおなかがすいてない状態でこれは無理だとなって、注文する前にこんなに食べられないので、もっと注文する量を減らしましょうと言ったのだが、「男の子だからたくさん食べないとだめだよ、いっぱい食べなさい。」といわれ、ものすごい量のお肉がテーブルに届き、それを見るだけでももう吐きそうだった。

ご飯をたくさんご馳走してくれるのはありがたいのだが、こんなに食べられないし、残してしまうのも相手に失礼だしと、いろんな考えが頭の中でぐるぐるして、今すぐにでもその場を立ち去りたい気分だった。

結局、すべてを食べきることはできずお肉をのこしてそのお店を出ることになったのだが、あの時はほんとに地獄だったと今でも覚えている。

そのことがきっかけで僕は外食が苦手になり、人前でご飯を食べることも苦手になった。

普段仲良くさせてもらっている人や、彼女とかの前でもその症状がでてしまう時もあるので本当ならすぐにでも直したいくらいだけど、精神的なことなので、こいつとはうまく付き合っていくしかない。

そこで考えた僕は、どうやってご飯を食べられるようにするかではなく、どうやってできるだけご飯を食べずに暮らしていくかだった。



1日1食生活


それを調べていくうちに出会ったのが、「やってよかった1日1食病気にならない生き方」という本だった。

「一生に食べられる食物の量は決まっている、つまり、大飯食らいは食い納めが早くきます。少なく食べる人ほど長く生きるのです。」とあった。

1日1食(ファスティング)の効果としては↓

○消化に関わる臓器が元気になる

食べ物を摂取すると、私たちの体はそれを消化・分解し、栄養素を吸収したり排出したりし、内臓は常日頃頑張って働いてくれています。
ファスティングをすると、働き続けている内臓を休ませることができるので、各消化器官の胃、膵臓、肝臓、小腸、大腸などの本来の働きを取り戻し、正常に機能することができます。

○免疫力が高くなる

免疫力は風邪や病気を予防したり直そうとしたりするために必要です。
私たちの免疫力の約70%は腸で作られており、腸内細菌と協力し、腸の免疫細胞や病原菌やウイルスから体を守ってくれています。
ファスティングをすることで、腸の働きが活性化し本来の機能を取り戻し、腸を健康に保つことで、免疫力を高めることができます。

○有害物質が排出される(デトックス)

コンビニ、ファストフード、スーパーなどで手に入れる食べ物の中には食品添加物などの有害物質が含まれているものがあります。
代表的な食品添加物として、食べ物が腐ったり菌が繁殖したりすることを防ぐために使われる防腐剤、殺菌剤があり、多くの加工食品に含まれています。
これらの添加物は食べ物の雑菌を繁殖させないばかりか、私たちの体内に入ると、腸内細菌までやっつけてしまうので、腸内環境には全く良くありません。
有害物質をできるだけ摂取しない意識することが重要ですが、現代の日本では身近な加工食品には防腐剤、殺菌剤をはじめ様々な食品添加物が使われていることが多く、完全に避けることが難しい場合もあります。
そのため、体内に入った有害物質をできるだけ早く体外に出すことが大切で、それに役立つのがファスティングになります。
断食により腸が本来の機能を取り戻し、排泄力が高まるため、体内に蓄積された有害物質を排出することができます。

○病気の予防・改善

ファスティングにより、消化器官が本来の機能を取り戻したり、腸内環境が改善したりすることで免疫力が高まることにより、便秘、糖尿病、高血圧、喘息、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患、メタボリックシンドローム、脂質異常症、がん、潰瘍性大腸炎、クローン病、うつ病、統合失調症などの病気の予防や症状の改善に効果があると言われています。

○美肌やダイエット効果

ファスティングをすると余分な脂肪やコレステロールが消費・排出されるのでメタボの改善やダイエット効果が得られます。


○精神の安定

近年、腸内環境が私たちの健康だけでなく、脳や感情に深く関わっていることがわかってきています。ファスティングにより腸内環境が改善することで、幸福感が増したり、リラックス効果やうつ病の改善などが期待できます。



○集中力が高まる

食べ物を消化する時には大量の血液が消化器官に集まり、脳への血流が減ります。
ファスティングにより血液が消化器官で使われる必要がないため、脳への血流が増え集中力が高まります。



○時間が増える

普段一日三食きっちり食べている人はそのうちの2食分の食事の時間を別のことに使えるようになります。食事を準備する人であれば、献立を考えたり、買い物にいったり、作る時間が必要なくなるので、自由な時間が増えるのも嬉しい効果です。


1日1食じゃあ必要な栄養が取れないだとか、1日体力が持たないだとか、人によっていろいろな意見があるので、あまりこの生活を周りに勧めることはないんですけど、意外にやってみると1日1食でも割と体力は持つし、身体への不調もない、これは自分でも続けていけるなぁと思って2年くらい続けている。ほんとにこの健康法が正しいのか、もしかして間違っているのかわからないけど、自分はこの健康法を信じて、自分の人生を持って試してみようと思う。




健康についてと言えば、あとは自分が口にする食べ物のことをよく知っておいたほうがいいなと思った。

例えば、遺伝子組み換えの食品について。


遺伝子組み換え食品について


遺伝子組み換えって言葉はよく聞くけどそれについて詳しく調べている人ってあまりいないと思うんだ。

そのことについて調べもせずにただ何となく体に悪そうだなぁとかで決めつけるのは良くない。

無農薬の食品と、農薬使っている野菜もそうだけど、無農薬であれば安心というのは間違いないと思うんだけど、農薬を使っても食べられるようにした企業努力とかもあるし、農薬=悪というのは違うと思う。農薬のおかげで生産性が上がり、スーパーにもコンスタントに野菜が並ぶようになって、そのおかげで僕たちも普段野菜を食べられているわけだしね。

でも時々思うことがあって、僕たちが普段食べている野菜は本当にこんな味なのかなぁと。無農薬で、土にも農薬が含まれていない、本当の意味でのオーガニックな野菜はもう少し違う味がするのかなぁと。本当の野菜の味をもしかしたら僕たちは知らないのかもしれないなぁと。



ここで遺伝子組み換えの話を少し、遺伝子組み換えっていうのは、作物などに対しほかの生物から抽出した遺伝子を組み換え、新たな性質を持たせる手法を言う。抽出した遺伝子が持つ、害虫に強い性質や栄養素を上げる効果、除草剤に強い性質などを作物の新たな特性を加える事。


遺伝子組み換えのメリット


これによって得られるメリットっていうのが、求める特性を持たせるための時間が大幅に短縮できることだ。

従来の品種改良では何世代もの交配を行い、求める性質が表れるのを待つ必要がある。そのため時間がかかり市場へ出るのが遅れてしまう。

しかし遺伝子組み換えであれば遺伝子を組み替えるだけで新しい特性を持たせることができるため何世代もの交配は不要でより早く新たな特性を持った作物を作り出すことができる。

害虫に強い作物を作り出すことができれば、農薬の散布などの工数を減らすことができる。

除草剤に強い作物を作れば除草剤とセットで栽培できて収量が増やせることも考えられる。



もちろんメリットがあればデメリットもある。


遺伝子組み換えのデメリット

ラットで実験したところ死亡率が2~3倍、腫瘍の大きさが2~3倍になったという実験の報告もある。

動物実験や家畜への影響調査で生殖障害がおこるとも言われている。遺伝子組み換え作物大国のアメリカでは大豆の93%(日本は77%)、トウモロコシの86%(日本は23%)が遺伝子組み換えであり、アメリカ国民の悲惨な健康状態の原因は遺伝子組み換え食品だという生物学者もいる。

現代社会でも近代、不妊症が世界的に急増しており1990年以降精子数に強い減少傾向がある。2011年度の特定不妊治療助成事業の支給者数は過去最多だった。

遺伝子組み換え作物にはラウンドアップ(有機リン酸化合物として知られる除草剤)というものが吹き付けられており、米環境保護法(EPA)では、少量にさらせれるだけでも神経行動学的な発達への悪影響と結び付けられていた。

有機リン酸化合物は、神経伝達物質のアセチルコリンを分解する酵素を不可逆的に不活性化する。体が余分なアセチルコリンを分解できなくなり、筋肉が刺激されっぱなしになる。その結果筋肉のマヒやけいれん、吐き気、嘔吐などの症状が出る。

調べればもっといろいろな情報が出てくるので興味がある方は調べてみてください。



自分が口にしてそれが自分の体を作ってくれるので、やはり少しでも調べておくと、食品を買う時に選ぶ基準にもなるし、安心してご飯を食べられる。

「食事」っていう文字は「人」を「良」くする「事」という文字を使って書くように、食事は体に良いもの、体に良い食べ方をして少しでも健康な状態で長く生きていきたいものですね。



今回は、自分の「会食恐怖症」についてと普段の食生活について書いてみました。



ではまた。



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