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【Baguio, Philippines】シティツアーに参加

フィリピン最大の島・ルソン島北部にある「バギオ」シティの英語学校に入ってすぐのこと。

学校主催で「シティツアー」と題せられたそれは、バギオのオススメスポットを巡るイベントが新入生に限り、無料で参加できるというものであった。無料であったこと、まだ慣れていない街中を見ることができるということが、ぼくを惹きつけた。すぐさま参加することにした。

当日は参加者全員で「ジプニー」に乗り、いくつかのスポットを回った。ジプニーとはフィリピン国内にある乗合バスのようなもので、人びとにとって大事で大切な移動手段だ。

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これらがジプニーです!


車体のお尻側から乗っていきます。電車の座席のように2列になっていますが、そこそこ狭いです。距離によって支払う金額が変わるという仕組みになっています。


さて、シティツアーで訪れた場所ごとに見ていこうと思います。


Mansion House

最初に到着した場所が、「Mansion House」と呼ばれるコチラ。

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ガーデニングによって「THE MANSION」と彩られています


1908年に建てられ、さまざまな議会やイベントの主会場となっていたよう。戦時中の45年に破壊されますが、47年に再建されます。

その後、アジア・極東経済委員会(ECAFA)や食糧農業機関(FAO)、バギオ会議として知られる南東アジア連合(SEAU)の会議場所として機能したようです。さらに、「Mansion House」の説明書きにはこうあります。

Summer residence of American governors-general, 1908-1935 and later of Philippine presidents from MANUEL L. QUEZON to the president.
MANSION HOUSE

フィリピン大統領やアメリカの政府要人の夏場の避暑地として役立ったようです。

バギオはフィリピン国内の中でも比較的暑くなく、涼しい地域だと聞きました。フィリピン人も休暇の際に、涼みにバギオを訪れる人もいるそうです。そう聞いて僕の中で勝手にバギオは、日本でいう軽井沢なのかなというイメージが先行するようになりました(避暑地という意味合いがほとんどですが・・・)。


ちなみに「Mansion House」と対面している場所に「Wright Park」という公園があります。

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キレイな葉っぱを持った木もありました。

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Mines View Park

次に訪れたのが「Mines View Park」

あまり公園感はありませんでしたが、標高の高い場所に位置しているため、とてつもなく広大な景色を見ることができました。

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入り口はこの門をくぐって


入るとすぐに「WELCOME」の文字で出迎えてくれます。

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お花屋さん


先を進んでいくと突き当たりに出ます。その場所が「ビューデッキ」と呼ばれている所になります。

よく辺りを見渡してみると、民族衣装のような格好で歩いている人たちをちらほら見かけました。後で分かったのですが、一回50円ほどで“衣装セット一式”をレンタルすることができるみたいです。

これは、次の場所でも多く見かけることになりました。

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見えた景色がコチラ。広大です。

さらに、奥の山々までも悠然と構えているのが分かります。なかなかに気持ちの良い景色です。

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Baguio Botanical Garden

3つ目はボタニカルガーデンへ! たくさんの花を見てきました。

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ここで面白かったのは、レンタルができる伝統衣装を着た人たちが、何やら会議をやっている様子を目の当たりにしたことでした(おそらく会議でも何でもなく、同じグループで、はしゃいでいただけだと思うのですが・・・)。

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こうも衣装がそろった人たちに遭遇すると、この衣装を着ていた時代にもこのような光景があったんじゃないかと思わせてくれます。

レンタルするのは観光客の人たちが圧倒的に多いと思いますが、ここでは列を成して、皆が借りているのが印象的でした(まあ、安いことが大きな理由になっているとも思うのですが)。

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休憩所の様子


最後に、バギオで一番大きいショッピングセンターの「SM」モールに着き、シティツアーが終了しました。

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SMモール以外の3つは、街の中心部から少し外れた場所にあるので、このシティツアー以降、再び行くことはなかったです・・・。

なので、このツアーに参加してバギオのアトラクティブスポットに行くことができたことは、本当に良かったなと思います。いろいろと参加してみるものだなと実感した、フィリピン第一週目でした。

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