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『ブロウアップ ヒデキ』(1975)【この映画に注目!】

♪ ブロウ・アップ・マン ヒデキ! ♪
♪ ブロウ・アップ・マン ヒデキ! ♪

ファンを喜ばせる… いや、一緒に喜びたい!
ワイルドに!エモーショナルに!
20歳のヒデキがギラギラ燃える!魅せる!

1975年の伝説的ライブツアー、
『西城秀樹・全国縦断サマーフェスティバル』
のドキュメント。☆

富士(OP)、札幌、秋田、盛岡、仙台、
広島、福岡、鹿児島、宮崎、大分、
松山、岡山、名古屋、那覇、大阪(ED)
全国15ヶ所、計31公演!

まず何と言っても、富士山麓のオープニング・フェスティバル。
この時代にこんな所で、こんな大規模な野外ライブを演るというのは
かなりスゴイ事だったと、皆さん言ってるね。

手作り感満載のステージ設営や演出。
会場に足を運ぶお客さんもまた大変そう。
あんな、横から獣でも出て来そうな山道を長々と歩いて来るとか。(笑)

コンサート開始を待つ女子にインタビュー。
―――ヒデキのどんな所が好き?
「脚が長い!♪」
「ファンを大事にしてくれる♪」
「口先だけのカッコ良さじゃ無くて、心に訴えかけてくる♪」

…今も昔も、若い女性のファンは、アーティストのイイ所を
いち早く見抜いてるよね。その鋭い感性には脱帽。

クレーンが吊るゴンドラに乗って、観客の頭上を移動するヒデキ。
…アレ、何メートルくらい上がってんだろ?結構な高さだよ。
何しろヒデキは、高い所が苦手らしいからね。(笑)
現在の安全基準では、完全アウトなヤツ!☆

それでもヒデキは手を一生懸命に振ったり、足を柵に掛けたり、
ファンの声援にアクションで応える。
そしてライブを終えると、足早にヘリで去って行くのだ。

あと、ステージの足場でアタマをぶつけるヒデキとか、
台風で一日分の行程が中止となり、ホテルにて
パンイチで過ごすヒデキとか、
萌えポイントも随所に用意されているぞ。♪(笑)

そして、『初代スタジアム男』として名高いヒデキが、
エンディング・フェスティバルの大阪球場で魅せる、
圧倒的パフォーマンス!!☆
コーフンしてステージに上がり込み、ヒデキに抱き付く女!

♪ さあ みんなで手拍子 ♪
♪ 涙なんか ふいて ♪
♪ 別れも また楽しい ♪
♪ 明日が あるから ♪


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