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『十三日の金曜日』(1933)【この映画に注目!】

惨劇はすでに、1933年のロンドンから始まっていたのだ…!☆


悪天候の中、疾走する最終バス。
ビッグ・ベンが午前零時の鐘を打ち、
「13日の金曜日」の訪れを告げる、その時…!

―――落雷!!
―――惨劇!!

「キャアアアアーーーッ!!☆」

←←←ご覧なさい!
死の瞬間の形相を!
恐怖に見開かれた、その眼を…!☆


ジェイソン…ではなく、ここでは“ジャクソン”でしたが、
何とも哀れでしたね…。
いや、むしろ幸せだったのかも知れません。

縁起を担いでジンクスを気にしている
競馬狂の運転手・フレッドを始めとした、
乗員・乗客の愛憎渦巻くストーリーが、
深夜の乗合バスというワンシチュエーションに集結されます。
待ち受ける惨劇の、さらに向こうに待ち受ける運命とは…!?

ジェシー・マシューズ!♪♪

何と言っても本作は、ジェシー・マシューズ演じる
エロ担当(?)のレヴューガールが良かったですね。♪
厳格な小学校の先生が、恋人である彼女と、
授業そっちのけで窓越しの痴話喧嘩に熱くなったり、
自習させてイチャついたりしてます。(笑)

実業家のウェイクフィールド氏が、エステでおなかポコポコポコ!
ってされるのがオモロかったんだけど、今でもこんなエステされるの?
何かイヤやなぁ…。(笑)

あと、イギリスでも、厄払いに塩で清める慣習があるのかな?


「…まぁた、13金シリーズと何も関係あれへんヤツやろ?」
―――などと、一瞬でも脳裏によぎらせた、そこのアナタ!!
そう、目の前のアナタです!
…アナタには今、“呪い”が掛かりましたぞ!?
襲い来る惨劇から、絶対に逃れる事は出来なくなったのです…!

呪いを解く方法は、たったひとつ!
この『十三日の金曜日』を、最初から最後まで
ガッツリと鑑賞すること“のみ”
なのです!

一瞬でも余所見をしたり、睡魔に負けて意識が途切れたら…

―――その瞬間!

襲い来る、恐怖!惨劇!絶望!そして、終末…!☆

フハハハハハハハハハ!!!

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