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『絶叫する地球 ロボット大襲撃』(1964)【この映画に注目!】

―――人類(ほぼ)滅亡!
―――怪電波ロボット!
―――白目ゾンビ!

『トリフィドの日』等と共に、
『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』へも影響を与えた(?)
のではないかと思われる。

どちらかと言えば、80年代の『ナイト・オブザ・コメット』
に近い感じの展開かな?

まず、冒頭が素晴らしい。

唐突にバタバタと怪死を遂げるロンドン市民
運転手が死んだ機関車、車やセスナが次々とクラッシュ!
程なく街は静寂に支配され、そこら中に死体がゴロゴロ…。

死を免れ生き残った数人が、ホテルに集結。

・飛行士
・ヒロイン
・怪紳士
・若造
・妊婦
・飲んべぇ
・オバサン

襲い来るロボット!ゾンビ!
一人、また一人と、ゾンビと化していく仲間たち…!☆

【ロボット】
▼出所不明
▼電波で操られる
▼宇宙服着用
▼動きはスロー
▼手で触れてショック死させる
▼銃は効かない

【ゾンビ】
▼ロボットの手下として行動
▼意思は無い
▼白目
▼動きはスロー
▼銃で撃たれると普通に死ぬ

銃で撃たれても平気なロボットなのに、車の体当たり喰らって、
そこまでブッ壊れるか?って程、
メチャメチャにクラッシュしたのは笑った(笑)

ゾンビとロボットが来るのにドアを閉めない
ヒロインに若干イライラするが、
この時代のホラーとはそういうものだ。

電波の発信源を見事割り出して、
ドヤ顔の飛行士が得意気になってると、若造に
「ノンビリしないで!」
と、たしなめられる。(笑)

この、逆境を楽しむ?辺りも
『ナイト・オブザ・コメット』っぽい。

ちなみに、最初から最後まで…

誰も絶叫していなかったけどな。☆


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