『ターミナルフォース／叛逆のサイバーコップ』(1994)【この映画に注目！】

OPで、4人のT-フォースが爆発を背にポーズ決める所から
もう爆笑だ。☆
←コイツらヒーローちゃうで？今からヒト殺しまくるんやで！(笑)

序盤の『ダイ・ハード』から『ブレードランナー』、そして
『ターミネーター』と、様々なオマージュをブッ込んできて
なかなか飽きさせないぞ。


近未来。サイボーグで構成された部隊“T-FORCE”は、
人質もろとも敵を抹殺し、解体処分が決定。

自衛プログラムを発動させた彼らは、解体を命じた存在の
排除を開始した…！

◆アダム (♂)
◆ゼウス (♂)
◆マンドラゴラ (♀)
◆カイン (♂)

特にリーダーのアダムが、自衛プログラムを
どんどん自分達の都合のいい様に解釈更新していき、
ちょっとでもウザイと思った人間には…

「自衛の脅威だ」
と称してチームに殺害を奨励。
ニヤリとドヤ顔かまし、行為を正当化するのだ。

しまいには、
「我々に解体を命じた警察や司法そのものが不正な存在」
とし、徹底抗戦をはかる。

その過程で、グラサンかけてガムをクチャクチャしながら
「血を見たいか？」
とか言いつつ銃の調整したり、

落ちてたエロ本見ながら
「やってみるか？」
と擬似行為おっ始めたり、どんどん人間臭くなる。☆(笑)


3人と袂を分かったカインが時折放つ、
サイボーグとは思えない程のクールな天然ジョークが楽しい。
『人造人間クエスター』(1974)とか思い出す。

ロボ嫌いの主人公ジャックと段々イイ感じの相棒に
なっていくのも、お約束通り。♪

近未来の、自動ビリヤード台は必見！(？)

【映画レビュー】記事一覧(リンク)