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『フェアリー・テール・シアター/クラウス・キンスキーとスーザン・サランドンの美女と野獣』(1983)【この映画に注目!】

『美女と野獣』実写版、その4。
1984年・アメリカ。

この『フェアリーテール・シアター』シリーズは初見だけど、
原作に割と準拠したヤツなんだね。てっきり
『新春かくし芸大会』みたいなパロディかと思ってた。
だって野獣が、クラウス・キンスキーだぜ!?(笑)

お父さんが野獣の城でもてなされるシーンで、
画面外からスゥ~ッと伸びてくる、給仕の手

『8時だョ!全員集合』で、便器の中からヌ~ッと伸びてきて
志村けんのケツを拭く、あの手。アレにしか見えない。(笑)

歴代の野獣みんなそうだったけど、沸点が低いでしょ?
いきなりブチ切れるし。
今回の野獣は、何たってクラキン!
リアルでアブない彼が演ってると思うと、すごくリアリティ
感じるワケよ。☆

しかし、さすがはクラキン。
素晴らしい熱の入り様で、野獣の哀愁を見事に表現。
個人的には、かなり高評価。♪

そして、やはり想像通りというか…
感動のラストは、もはや喜劇。(笑)

「野獣の方が良かったかも?」
みたいな振りを見せるヒロインに対し、
「君は変わり者だな♪」
…ってオイオイ、アンタに言われとう無いわい!!☆

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