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『ビューティ・ペア 真赤な青春』(1977)【この映画に注目!】

実は仲良くなかった、ジャッキー佐藤マキ上田
2人だったらしいけど、それを考えると
凄いプロ根性だったと思う。☆
我々が熱狂したあの勇姿は、紛れも無く本物だったのだ!

トレーナー役の佐藤充やジャッキー母役の石井トミコ
演技に支えられ、かろうじてドラマの体を保っている感。(笑)

しかし!57分という短い尺の中に見所が幾つもあり、
個人的には、拳を握り締めて存分に楽しんだ。♪

赤城マリ子をはじめ、当時のリングを賑わせた
スター選手の出演も、嬉しいファンサービス。

しかしやはり特筆すべきは、今回の敵となる、
阿蘇しのぶ池下ユミの、ブラック・ペア

「今度こそ叩き殺してやる!」

ビューティ・ペアが地道なトレーニングを重ねている裏で、
焼きニンニクをむさぼりながら、反則技に磨きを掛けるブラック!

ズラリならべた凶器!噛み付きの実戦練習!

そこへ登場する、如何にもな“悪”のマネージャー
内田勝正!

「オッケイ!グッファイトね!
…いいか、ビューテイー・ペアの
“目”ね!目つぶし!
―――ビッ!(←Vサイン)
分かった?ヨシッ!!」

試合が始まると、リングサイドで興奮しながら、

「―――目つぶしだ!
えぐり取ってしまえッ!!」

←とにかく、やたら「目つぶし」にこだわる
恐ろしい男なのだ…!

お前は、ルチオ・フルチ監督か?☆(笑)

あと、ペアを組む前の高校時代の二人の回想シーン。
セーラー服のジャッキーや、
先生に「好きです」と告るマキが初々し…むむっ…。(笑)

ちなみに告白相手の先生は、元T-JOY社長の、故・岡田裕介

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