『アギ 鬼神の怒り』(1984)【この映画に注目!】
学生時分、ある日の晩に友人から電話がかかってきて、
「おい、きょう深夜にテレビで『アギ 鬼神の怒り』
ってヤツあるからな!絶対観てくれよ!」
と猛プッシュしてきたので、とりあえず観てみることに。
舞台は平安末期・近江の国。
劇中、闇夜の霧がひんやりと恐ろしい。
あの日野日出志先生がデザインしたという、
湿度の高い鬼の造形は、まさに
エイリアン的クリーチャーだった…!
「馬鹿め。みんな死ぬのだ…!」
(by 天本英世)
“ミイラ採りがミイラに”よろしく、伊武雅刀の率いる
鬼の討伐隊のひとりが、醜い鬼に変化(へんげ)していく…!
「―――ムォォォオオオオーーーッ!!」
「?!ぎぇゃあああーーーッッ!」
―――ズボシュッ!!☆
鋭い爪で腹を裂き、肝臓をえぐり出す!!
「ひぃいいいーーーっ!」
恐怖に腰を抜かした討伐隊が、次々と餌食になっていく…!
呪いが伝染して連鎖的に人が死んでいく、
ジャパニーズホラーの真価発揮。☆
…よくもまぁ友人よ、わざわざ電話してきて深夜に
トラウマになりそうなモノ見せてくれたものだ。(笑)
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