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『バイオセラピー』(1986)【この映画に注目!】
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▼キリヤマ隊長が、目玉をエグられる!
▼花忍キャプター3が、試験管を何本もブッ刺されて噴血、
舌をブッちぎられる!
▼赤影が、血まみれ死体となってヒロインを押し倒す!
▼デスギラー将軍が、後頭部を壁にガンガン叩き付けられて悶死する!
▼キャプテンウルトラが、内臓を引きずり出される!
…さあ、主人公・ゴーグルブラックよ!生き残ったのはお前だけだ!
今こそ戦え!未来人の脅威と野望に立ち向かえッ!!
←←←…だがコイツ、全く戦わない。
最後まで、惨劇に狼狽えながらヒロインと抱き合って
ワーギャー喚き散らしてるだけ!(笑)
500年後に、地球の全生物は死滅。
その後、宇宙から降り注いだバクテリアの進化した新生態系が
地球を支配する。
その時まで大人しく待ってられない未来人が、
この時代で開発された全生物死滅薬品・GT剤をブチ撒いて、
自分達の時代到来を前倒ししようとする。
(未来にはその薬品を作れる成分が存在しない)
そして時を越えてやって来た未来人が、GT剤の開発チームを襲い、
現物を入手しようとするのだが…
「GT剤はどこだ!?」
と問い詰め、クチを割らないと見るや、
次々と変態的な手口で惨殺してゆくのだ!
…まぁ何と言うか、話なんぞはどうでもイイ。
この監督は、特撮ヒーロー役者を使って
ルチオ・フルチ風味の人体破壊劇場をヤラかしたかっただけなのだ。☆
どう見ても、そうとしか思えない。(笑)
肝心の主人公は、緑の毒霧をブフォーッ!と
顔面に吹き掛けられただけで腰ぬかす。
結局、何ぁんにも出来なかったクセに、
最後でオイシイ所を掻っ攫い、物語をシメる。
―――ぶはははは、何じゃいコリャ?な
35分(実質)。いやぁ~、楽しかった。♪
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