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『宇宙のデッドライン』(1960)【この映画に注目!】

2024年、つまり今年だ。
あなたは、群がり来る人喰いミュータントに喰い殺される!
絶対に逃れられないのだ…!
―――フハハハハ!!☆

1960年空軍少佐主人公が、地上100マイル(約160km)での
高速飛行実験から帰還すると、
空軍基地は無人の廃墟と化していた…!

地上ヒャッハー、地下ディストピアという、
SFお馴染みの世界観。
一体、何故こんな事態に…?

興味深いのは、ソ連ボストーク1号を来年に控えたこの時期、
空軍機による大気圏上層突入が描かれている所。

スペースシャトルと違うのは、
ジェットエンジン+ロケットエンジン搭載の戦闘機(?)
単体での航行。今見ると宇宙ナメんなよだが、
未来ではスタンダードになるかも?

逆三角形に支配された、地下ディストピア

個人の部屋にはドアもあるのだけど、歩いて回り込むと
なぜか壁が途切れてる、ウェルカムな構造
プライバシーとは?(笑)

ヒロインが可愛い。♪
体型くっきりなボディスーツに、フレアのミニスカ。

唖だがテレパス能力者の彼女。
ベッドで会話中いきなりビンタかまされる主人公に笑う。
やぁねぇ~、男って。(笑)

終盤では、デイストピア崩壊ロメロ劇場が展開する。

美しい女性達が、醜さ全開のミュータント群団
「ギェヒャハハァーーッ!☆」
と組み伏せられ、喰われていく様に、
思わず拳を握りしめてしまうぞ!!フハハハ♪

ミュータントに喰われるより、生殖機能を失う方が怖いかも…
(笑)

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