見出し画像

ベルギー弾丸観光!|DAY52

Flix Busの旅を終えて無事ベルギーに到着!

概要

1日目(10/19)
・20:00-21:30      Brussel-Noord駅→Gent-Sint-Pieters駅

2日目(10/20)
・9:30-13:30       Bruge散策
・11:30-12:30      Bruge→Brussel
・13:00-14:30     Brussel-Centraal周辺散策
・15:30-16:00     EU本部見学
・18:00-19:00(-1時間) Brussels-Midi/Zuid→(Eurostar)→St. Pancras International(ロンドン)移動

ベルギーは国内で複数の都市を回ったので、参考までに都市同士の位置関係。今回私が行ったブルージュ、ヘント、ブリュッセルが一直線上にあって、少し離れて今回は行けなかったアントウェルペンがあるって感じ。

ベルギーの都市の位置関係をざっくりと

1日目

ブリュッセルの都市間移動の拠点となる駅は主に3つあって、
・Brussel-Noord駅: Flix Busの停車駅(駅前)
・Brussel-Centraal: InterCity(高速ではないけど快速みたいなやつ)の停車駅
・Brussel-Midi/Zuid: EurostarやThalysなど高速鉄道の停車駅
みたいな感じになっている。観光するならBrussel-Centraalで降りる感じ。
今回Flix Busから降りたBrussel-Noordは夜はあんまり治安が良くないって聞いてたんたけど、治安が悪いと言うかそもそも駅周りに全く人がいないっていう方が正しいくらい閑散としてる。それでただでさえちょっと不安になっているのに、ホームに入ってきたのがめっちゃくちゃ古びた雰囲気の電車で余計に不安な気持ちに。。。

誰もいないホームに、この汚れ具合の外観の電車は不安になる。。

車内もゴミ箱があるからかえってなのか、ゴミが散らかってたりしてなんとなく居心地が悪い感じ。ブリュッセルってなんとなくハイカラなイメージを持ってたから、イメージと違うな〜と思いながらとりあえず電車に揺られること約1時間。寮に泊めてくれることになっていた日本の大学の友達がヘントで授業を受けてたから、ヘント大学の図書館で時間をつぶすことに。ヘントの駅周りは結構学園都市らしく、町も綺麗だし静かでそんなに治安の悪さを感じたりすることはなかったかな。ヘント駅から大学まで徒歩20分くらいあって、途中住宅街に入って真っ暗になったときは「やっぱり駅で待ってれば良かったかなあ。。。」って一瞬後悔したけど、後ろから同じ年くらいの女の人が自転車で走ってきたからその人からおいて枯れないようにダッシュして切り抜けた(←それむしろ私が不審者やん)。ヘント大学の近くまで行ったら夜遅くても結構な数の窓が開いてて、そこから学生の声が聞こえてきて一安心。
友達の授業が終わるまでヘント大学の図書館で時間を潰して、一緒にブルージュの寮まで帰りました。ブルージュの駅にワッフルの自販機あった。その子いわく、ベルギーのワッフルは日本のおにぎり的な位置づけらしく、どこでも売ってるしお腹すいたらとりあえずワッフル食べるらしい。早く食べたい。

2日目

Bruge散策
朝一はブルージュの町並みを案内してもらうことに。
まずブルージュの駅中にあるパン屋さんで食べたサンドイッチが美味しかった話!北欧だとライ麦の黒くて固くて酸っぱいパンが多いんだけど(私はこれすごい好き)、フランスパンがめちゃくちゃ美味しい。

ベルギーは地域によって公用語がオランダ語(北部)・フランス語(南部)・ドイツ語(東部)と、複数の言語が話されている国で、それに応じて文化も違う。首都ブリュッセルはオランダ語とフランス語がメインだけど、どちらかというとフランス語がメインらしく、お店でもBonjour!(フランス語でやあ!)って言われることが多かった。

筆者注

ブルージュはベルギーの一番北部にあるからほぼ完全にオランダ語圏だけど、フランスパンのクオリティがめちゃくちゃ高くて、温めてくれたおかげで中のチーズがもちもちかりかりのフランスパンと絶妙にマッチングして、シンプルなのに大満足だった^^
ブルージュは町並みがすごく綺麗っていう話はその子から聞いてたんだけど、今にも騎士が出てきそうな赤レンガの建物や教会や城塞が並んでいて、本当に中世ヨーロッパにタイムスリップしたみたいな気持ちになれる場所だった!この町並み、「天井のない美術館」とも言われるんだって。

中世のヨーロッパを感じられる町並み
昔の運河の名残

ブルージュはベルギーの中でも一番北に位置していて海に面しているから昔は貿易港として栄えてたんだけど、運河に土砂が堆積して船が通れなくなってから運河としての役割が果たせなくなって衰退してしまったそう。でもそのおかげで結果的に当時の町並みが残ったから、今でもその雰囲気を感じられるってことだね。
最近訪れたコペンハーゲンもアムステルダムも同じく貿易で栄えた地域だけど、その面影がそれぞれ違う形で現れてて面白いな〜!

Brussel散策

昨日乗った電車のせいでベルギーの電車にあまり良いイメージがなかったんだけど、今日乗ってみたら車両の中がめちゃくちゃ綺麗!その友達いわく、車体はそのままに内装だけを順次改装しているらしく、今ちょうとその途中だから綺麗な車両と汚い車両があるそうで。都市景観の話でも、ブリュッセルは伝統的な町の景観を残しながらも建物の内装は新しくリニューアルするっていう方法を取るっていう話を聞いたことがあるんだけど、建築に限らず車両もその文化があるんだな〜と思って面白い発見だった!

どアップすぎて分かりにくいけど、在来線なのに新幹線みたいに綺麗な座席!

Brussel-Centraal駅で荷物をロッカーに預けてさあ出発!と思いきや。。ロッカーの締め方の手順を間違えて、荷物を取り出せない自体に(;_;)サービスセンターに慌てて連絡してなんとかなったε-(´∀`*)ストックホルムといいブリュッセルといいロッカーに翻弄されること多数、ロッカーをまともに使いこなせる女になるぞと固く誓ったのでした(たいして難しいことじゃないだろ)。
というわけで、気を取り直してブリュッセル散策へ出発!1番有名な観光地の一つでもあるグラン=プラスの建築に圧倒された!グラン=プラスは広場の名前で、そこを取り囲むように市庁舎、王の家(かつてのベルギー北部の行政庁、今は博物館として使われている)、ギルドハウスが建っている。いかにもゴシック様式!って感じの繊細ながらも立体感満点で迫力ある感じが私はめちゃくちゃ好きでした。

グラン=プラスは「大きな広場」の意味。
市庁舎。写真では伝わりきらない迫力!

そして!!!念願の!!!ワッフルを食べに!!!!!
正直ベルギーはワッフルが第一目的と言っても過言ではないほどワッフルを楽しみにしていた(笑)「ベルギーワッフル」はさらにブリュッセルワッフルとリエージュワッフルに分けられる。
ブリュッセルワッフルは四角くて生地が結構軽めのフワッとした感じが特徴。生地が軽い分、クリームとかバナナとかトッピングを乗せて食べることが多い。

この日はベルギーチョコとSpeculoosというベルギーのビスケット味のソースをトッピングした
ちなみに日本でも見かけるロータスクッキーはベルギー発で、Speculoosの代表商品。

リエージュワッフルはもっと生地がパンみたいにしっかりしてて、砂糖をかけてキャラメリゼするから表面がちょっとカリってするのが特徴。たぶん日本で売ってるベルギーワッフルはほとんどがリエージュワッフルだと思う。

ワッフル自体がずっしりだからトッピングはしないのがリエージュワッフル。

もちろん食べ比べしました(๑^~^๑)/聞いてたとおり、ブリュッセルはフワ、モチ、リエージュはズッシリ、ザク!個人的にはリエージュの方がワッフル自体を味わえるからリエージュのほうが好きです。
ちなみにリエージュワッフルはユーロスター乗る前に駅で買う予定だったのに、まさかの店員さん不在で猛ダッシュしてどっかのパン屋さんで買いました。最後残ってたやつ買い占めた。ごめんね、でも誰よりも美味しく食べた自信あるから許して。

EU本部見学

ベルギーといえばもう一つ忘れちゃいけないのが、EU本部の所在地!案外Brussel-Centraal駅から近くだったから、散歩がてら30分くらい歩いて見学に行ってきました。観光客が多いBrussel-Centraal駅を離れるにつれて高層ビルが立ち並ぶ光景に切り替わっていって、こんなところにEUの本部なんてあるの?って思いながらも行ってみるとほんとにありました(なかったら困る)!ビル群の中に急にどーん!と現れる感じ(笑)

ウクライナの国旗が掲げられてて、国家関係をリアルに感じた

あんまり時間がなかったんだけど、音声ガイダンスで好きなところだけ回れるスタイルだったから議場を見学してきた。いくつかヨーロッパの都市を回ってみて、地域によって規模も文化も違うんだなって実感し始めてたときだったから、各国の代表がここで集まって議論してるシーンを想像して、EUが一つの共同体として存在してるってすごいことだなって改めて思った。といいつつ、EU圏に住んでるのにEUのこと全然ちゃんと知らないなって反省したので、滞在中にEUのことも勉強したいです。

ベルギーは実質1日ないくらいの短期滞在だったけどブルージュ・へント・ブリュッセルと色んな都市を見れたし、何より美味しいワッフルが食べられたから大満足!次は大陸を出てイギリスへ!初のユーロスター乗るぞー!
Tot ziens!(蘭) / Au revoir!(仏) / Tschüss!(独)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?