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コーチングを受ける中で感じる「言語化・思考力・感性」の関係性

「言語能力は思考力のベースになる。人間は言葉を使って考える。複数言語を習うのは良いが、まずは一つの言語をしっかりと習得することが大切。」

これは、会社が用意してくれた海外赴任前セミナーに参加したときに、講師の方がおっしゃっていた言葉。

子どもを海外で小学校に通わせるにあたり、「日本人学校かインターナショナル校か」を考える中で、参考のひとつになりました。

賛否両論あると思います。

日本語100%+英語60%なのと、日本語80%+英語80%だったらどっちが良いか。

これには唯一絶対の答えはなくて、きっと、どんな環境で生活していきたいか、どんな自分になりたいかに寄る。

なので、ここで子供の小学校問題について論じるつもりはないのだけれど、この「言語能力は思考力のベースになる」ということを最近、強く感じることがあったので、そこについて触れてみたいと思います。

今、私はコーチングを受けていて、自己分析ワークや、1対1でのカウンセリングセッションを繰り返す、ということをしています。ワークについては、「とにかく思いつく限り書き出す」といった側面が多くて、言語化の嵐。カウンセリングについても、「話す」が基本で、言語化する中で自分の思考を認識していく作業。

自分のモヤッとした思考や感情に、ピタッとくる言葉を探しながら、思考していく。言語能力が無いと「考える」という作業がやりにくい、というのはこういうことか、と感じました。

でもね、一方で「言語能力」でだけ考えるということの限界も感じています。

「頭・理性・デジタル・言葉」といったことに対比として、「心・感性・アナログ・感情」といったことがあると思っています。

「言語」を駆使して「頭」で考えて出した結論を、ふと一歩下がって見ると、自分の素直な「心」や「感情」とは少し離れたところに行きついてしまっている。そんな感じ。

デジタル寄りの人、アナログ寄りの人、色々いるんですが、私は以前その自己診断ツールを受けたときに出た結果は、圧倒的なデジタル寄り。

放っておくと「頭・理性・デジタル・言葉」に思考が寄ってしまう。だからこそ意識的に「心・感性・アナログ・感情」といったことを大切にしてあげたい。そうすることでバランスが取れる。そう感じています。

とりとめの無い話になってしまいましたが、要は「言語能力って思考力のベースだな。でも言語能力だけに頼って思考するのも違う。特に私の場合は。」なんてことを思ったのでした。

「心・感性・アナログ・感情」これらについての感覚を研ぎ澄ませていく方法って何があるんでしょう?マインドフルネスとか?もし、良いことを知っている方がいらしたら、教えてください^^

単純に「頭・理性・デジタル・言葉」のスイッチを意識的に切れば良いのかな。でも、私の場合、放っておくと勝手にスイッチが入ってしまう~。

そんなことを最近思っています。

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