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幸せ回路を強化する!!

僕はこれまで、多くの時間を思考のぐるぐると戦ってきました。

なので、そういったことについて語られている本や動画があるとついつい見てしまいます。

たとえば、小池龍之介さんの「考えない練習」という本は、これを読めばもう思考のぐるぐるから解放されると思って読んだものだし、一度だけですが、小池さん主催の瞑想会に参加したこともありました。

最近では、ネドじゅんさんの動画をよく観たりしていて、そのたびになるほどと思ったりしています。

ネドさんは、嫌なことがあったとき、そのことを考えれば考えるほどネガティブな思考回路を強化しているといっています。

この話を聞いて、僕はこれまでずっとネガティブ思考の回路を強化させながら生きてきたんだということに気づくことができました。

たとえば、僕は子どもの頃に「他の家ではできるのに、どうして自分の家ではできないのだろう」といったことを考える機会が多くありました。

また、自分の思いをいっても聞き入れてもらえないし、いっても無駄だからと思い、自分の要求を口にすることなかったため、余計に思考のぐるぐるの回路を強化していたと思います。

おそらく、こういったことが僕のネガティブ思考のぐるぐるの出発点だったと思います。

それ以降、最近までずっとぐるぐる人生を送ってきました。

その一方で、楽しかったことがあっても、そのことについて思考の回路をぐるぐるさせることはありませんでした。

生きていて楽しかったことや嬉しかったこともあるのに、どういうわけかそのことが思考をぐるぐるさせることはなかったのです。

子どもの頃、お腹を抱えて笑っていたこともあったはずなのに、そういったことよりも思い出すのは辛い思い出ばかりです。

もちろん、過去の楽しい瞬間を思い出すことはありますが、そういった楽しかったことを思い返しても思考をぐるぐるさせることはありません。

そんなことがあったなくらいで済ませてしまいます。

しかし、過去にあったこと、それも直近のことから幼い頃のことまで、辛かったこととか嫌だったなということは、今でも思考をぐるぐるさせることができたりするものです。

楽しかったことを思い出すよりも、そうでなかったことの方が圧倒的に思い出せるものであり、比率にすると1:5くらいの割合で後者の方が多いような気がします。

この嫌だったな辛かったなという思いの方が5倍も多いということも、おそらくネガティブなことに対する思考の回路を強化していった結果でしょう。

しかも、過去のことを思い出してぐるぐるできるということが、ますますネガティブ思考の回路を強化することになっています。

つまり、ネガティブなことを考えれば考えるほど、思考をぐるぐるさせる力をパワーアップさせてしまうのです。

とはいえ、そうやってネガティブ思考を続けていって、ネガティブ思考の回路をますます強化していっては、楽しく生きることはできません。

お陰様で、最近は思考のぐるぐるすることは減ってきましたが、やはり今でもそういったぐるぐるが起こることがあったりします。

もちろん、生きていればいいことばかりではなく、ネガティブなことは起こるものです。

そういったときに、そのことをすぐに忘れてしまえばいいわけですが、やはり、これまで強化してきた回路が発動してしまい気が付けばまた同じことをぐるぐる考えてしまったりします。

なので、はやり何かしらの対策を打たねばならないと思うのです。

そこで、今日のタイトルの「幸せ回路を強化する!!」です。

これまで僕は、無意識にネガティブ思考の回路を強化してきました。

しかし、これからは意識的に幸せ思考の回路を強化していこうと思います。

これまでは無意識に左右されて生きてきましたが、これからはより意識的になって思考の仕方を変えていき、無意識に出てしまう反応に変化を与えることにしました。

実をいうと、つい最近も思考がぐるぐるすることがあり「あ~、また思考がぐるぐるしているな」と思ったときに、ふとこの体験は「幸せ回路を強化させなさい」というメッセージだったんだと思うことができました。

また、前回の記事で紹介した、さとうみつろうさんの動画の「3月20日の春分の日の12時6分は、数千年ぶりに願いが叶いやすい日であり時刻である」という内容を見て、このことを幸せの回路を強化するのに使えると思えたのです。

では、具体的にどうするかというと、3月20日まであと10日あるので、この10日間を幸せ回路強化期間にし、自分の願いが叶って幸せになっていることを考えたり、日々の生活の中から幸せを心して見つけ出すことにすることにしました。

そういったこともあり、昨日のつぶやきは「意識」というタイトルで、次のようなことを書きました。

幸せや喜びに意識を向けると幸せが膨らんでいき、苦しさや辛さに意識を向けると、苦しさや辛さが膨らんでいく。なので意識するのはどんなときでも幸せや喜びの方。普段から幸せや喜びを意識していると、目の前の小さなことでも幸せや喜びを見出していけるようになる。意識が方向性を決め人生を創る。

意識するのはネガティブなことではなく、幸せや喜びといった人として嬉しいと感じる物事。

こういった物事を、この10日間に意識して味わっていく。

そうやって幸せの思考回路を強化しようと思いました。

もちろん、ずっと培ってきた思考回路をたかだか10日間で変えられるとは思いません。

ただ、これを期に幸せの思考回路を強化していくきっかけにしていきたいと思います。

もちろん、これまでしてきたことでネガティブ思考のぐるぐるを減らせたことは継続していきます。

僕がどうやってネガティブ思考のぐるぐるを減らしていけるようになったかというと、これまで文章を継続的に書いてきたことが上げられます。

文章を書いているときは書くということに集中できるし、文章を書き終えたあとの達成感が幸せ思考の回路を強化してきたと思います。

また、文章を書くことで自分の思いを溜めることなく外に出すといことも幸せの思考回路を強化することになると思います。

なので、もし思考のぐるぐるに苦しんでいると感じる方がおられるならば、文章を書くのもいいし、話すことや自分の思いを絵にしてみるのもいいと思います。

思考のぐるぐるは思いを溜めることで生まれてしまうものなので抱いた思いを外に出すということをすると、ぐるぐるを解消できるようになると思います。

好きなことに没頭することと、自分の思いを溜め込まずに外に出すということが、ネガティブ思考のぐるぐるを弱体化させ、幸せ思考の回路を強化に繋がっていきます。

以前、「中庸」というタイトルのつぶやきに、次のようなことを書きました。

人が中庸の位置に立つとき、ニュートラルになることができる。ニュートラルとは、自然と喜びが浮かび上がってくるような状態。幼い子がいつもニコニコしているのは、ニュートラルな状態が保たれているから。我々の初期設定は喜びでできている。だからこそ老子もキリストも幼子に返れという言葉を残す。

人の初期設定は喜びにあるはずです。

しかし、我々の多くは何かしらの理由でその設定をネガティブに変えてしまったと考えることができます。

そこで、その思考の回路を意図して初期値に戻すことができれば、我々は新たに幸せを味わっていくことができるでしょう。

もちろん、これから先にネガティブに思えるような出来事が起こります。

しかし、そういった出来事があってもネガティブ思考をぐるぐるさせずに、すぐに切り替えて生きていけるようになればいいわけです。

そして、意識して幸せに焦点を当てていけるようになると人生が豊かになっていくことでしょう。

そういった意味でも2024年の春分を人生の分岐点にしたいと思います。

太くする回路はいつだって幸せの方。

まずはそこを意識してどんな状況でも、幸せを感じて生きられるようになる。

そうなるためにも、これからも、幸せ回路の強化を心してやっていこうと思います。

次回の記事では、ネガティブな出来事があったとき、どういうふうに考えれば思考の転換ができるか、最近気づいたことを書きたいと思います。





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