幸せの作り方

幸せの作り方は、どんなことでも丁寧に行うということなのだと思う。

丁寧に行うことのよさは、いい波動を生み出せるようになるということ。

なぜ丁寧さがいい波動を生み出すかというと、何をするにしても丁寧に行えば、必ずいい結果を得られるようになるから。

いい結果とは、他者からいい評価を得るということではなく、一つひとつの行為をやり終えたあとに達成感や満足感を得られるようになること。

そういった達成感や満足感の積み重ねが、心地よい波動を生み出すものであり、そういった心地よい波動の継続が幸せな現実を生み出せるようになる。

結局のところ、地に足を着けて確実に一歩一歩前に進んで行くことが幸せになるための最短コースなのだ。

地に足を着けて一歩一歩ということを具体的な言葉にすると「丁寧に」ということであり、丁寧さを維持させることで安定した高い波動を生み出し、幸せな現実を生み出せるようになる。

肝心なのは焦らないこと、結果を求めないこと。

焦ったり、すぐに結果を出そうとすると、気持ちに落ち着きがなくなってしまうため、心に揺れが生じてしまい高い状態の波動を維持することができなくなってしまう。

また、そういった思いを持って行動すると、行為の一つひとつが雑になるため達成感や満足感を得ることができず、確実な一歩一歩の積み重ねができなくなる。

このため丁寧さを使って現実を変えていこうとするのであれば、余裕を持って、3か月先とか半年先を見据えてやってみるのがいいだろう。

最初は、どんなことでも丁寧にすることは難しい。

習慣を変えるのには時間がかかる。

それでも丁寧さを意識して継続していくと、次第にそれが当たり前に感じられるようになっていくものだし、そういった慣れによって行為の一つひとつの時間も短くなっていき心地よい気分でできるようになっていく。

そうやって、行為の一つひとつに心地よさを感じることができるようになれば、生活の全般で達成感や満足感を得ながら生きていけるようになるだろう。

行為の心地よさを感じられるということは、「いまここ」で過ごせているという証でもある。

「いまここ」の状態に入ることができれば、心が鎮まったまま目の前のことに集中でき、心身を一つにすることができるようになる。

こういったことから、今に集中できるようになると、誰でも高い波動を生み出せるようになっていく。

現代人はどうしても時間に追われてしまうことが多いため、ひとつ一つの作業が雑になってしまうとことが多い。

しかし、そういった中でも丁寧さを意識して過ごせば、心地よい波動を保つことができる。

急がなければならない環境にあっても、丁寧に行ったほうが失敗することも少ないし、仮にやり直しをすることになったとしても修正も早く済む。

どんな環境下でも丁寧さを意識するように心掛けるだけで、落ち着いた安定した波動を出せるようになる。

また、丁寧さは安定した精神状態を生み出すため、人間関係も円滑にさせるものだし、丁寧に行った作業は周りからの評価は高くなるのは当然のことでもある。

注意点は、他者に丁寧さを求めないこと。

他者に丁寧さを求めると自分が苦しくなる。

あくまでも、自分のために丁寧さを意識してみる。

そこで幸せになるための修行として、ある一定期間、丁寧さを意識して行動してみるのもいいだろう。

そうすれば、目の前に起こる現実が落ち着きのあるものに変わっていくのを実感できるようになる。

自分が放つ波動が変われば、現実が変化する。

いつも心地よい波動を出せるようになれば、幸せにならないはずがない。

いつも心地よい波動を出せているということは、幸せであるという証拠でもある。

丁寧は幸せに繋げる最強のアイテムだ。

生活そのものを丁寧に過ごしていけば、必ず生きやすい現実を生み出していけるようになる。

慌てずに、焦らずに、今この瞬間を丁寧に。

丁寧の道は派手さのない地道なものだけど、確実に人を幸せにさせる。

いまここの、一瞬一瞬の心地よさの継続が幸せの形なのだ。