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1人脳内会話が止まらない。

私は、空想が好きだ。
「これはなぜ、どのように生まれたのか・・・」とか、
「もし人間が雲に乗れたなら・・・」など、
いろいろな事を頭の中で想像する事が、楽しい。

しかし、自分の空想好きは、
人とのコミュニケーションにおいて障害になる時もある

それは、“会話を自分の頭の中だけで、繰り広げ、完結までできる”からだ。


会話は普通、誰かと言葉のキャッチボールをしていくものだと思う。
しかし、1人であれやこれやと想像にふける事が好きな私は、
頭の中に架空の他者たちを何人も作り出す事、呼び出す事ができる。

すなわち、周囲と会話をしなくとも、
自分の思った事や話したい事を、いつでもその頭の中の他者たちに話す事ができ、会話が成立してしまうのである。

そのため自然と周囲と会話する事が減ったり、忘れてしまう事がある

これにより、気が付いたら周囲からは、
「喋らない人」とか「おとなしい人」とかいう風に
捉えられる事もあり、周囲との関係構築に障害が生じる事もある。

最近特に、パン屋のアルバイトでこの障害を感じる。
以前まで続けていたスーパーのアルバイトでは、1人でレジを行う時間が長かったため、空想会話をしていても特に障害は感じなかった。

しかし、今のパン屋のアルバイトでは、
常に同じホールに複数人のアルバイトがいて、かつアルバイト同士のコミュニケーションも比較的多いほうである。

そのため、関係を構築するとか親しくなるためには、
他のアルバイト生との会話もある程度しておく必要がある。

空想会話はほどほどにしておかなければならないのだ。

だから私は、空想会話をした後に、同じ会話をリアルでも行う事や、趣味嗜好やバイトについての質問をする事を意識している。

ところが意識をしていても、気がついたら、1人の空想会話で盛り上がり、黙ってしまっている事もある。

空想会話を辞める事は、個性が1つ無くなるようなもので寂しいため辞めるつもりはないが、リアルと空想、両方のコミュニケーション能力を高めなればならない。



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