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緊急事態宣言で暇なので、オススメ本13選でも聞いてくれ

いやあ、またこのシリーズ書くことになるとは思っても見ませんでした。
きましたね、三回目の緊急☆事態☆宣言。

数日前からもう確定演出出てたけど、お久しぶりですって感じですよね。例の如く、別に頼まれてもいないのに自分が漁ってるコンテンツを紹介するやつやります。


なぜ?だからです。

最近大学四年生っていうと、すぐ就活大変だねえって鬼の同情をされるんやけど、何もしていないので毎回悪いなーって思いながら「いや、ホント大変っすね、w!」みたいに半笑いで対応しています。

実際のところ、マジのガチで暇です。暇じゃなかったら平日の夜に戸山図書館の3階でニヤニヤしながらキーボードバコバコ叩いてませんから。

まあ今回も、誰も頼んでないのにオススメの本を紹介します。何かのアフェリエイトでも、広告でも何でもないです。

おかね、くれてもいいんですよ?


写真集・雑誌

タイポグラフィ タイポグラフィ辞典

書体や組版の専門雑誌が作ったタイポグラフィの辞典。完全保存版。文字が好きな人やデザイナー志望の人は即ポチでお願いします。文字にこんなに熱量かけてる人々がいるんや、文字の世界ってこんなに広いんや、ってなります。

最近、とあるフォントについての動画も作ったからスナック感覚で観ましょう↓


旧共産遺跡

僕も個人的に旧共産圏にロマンを感じる人間の一人で、アゼルバイジャンやジョージア、モンテネグロとかに行った時郊外の集団住宅が見えると心が踊っていました。今は夢破れ、完全なる失敗と見做されている共産主義の、過去の理想像が朽ちている姿は、何か切ないものがあります。
コ口ナが終わったらバルカン半島・東欧巡り、誰か行きませんか、、、


ピュリツァー賞受賞写真全記録

ジャーナリズム最高の賞、ピュリツァー賞写真部門の歴代受賞写真が纏まってます。人類なら即ポチでお願いします。その写真が撮られた歴史的背景や、その写真を撮ったカメラの型番、絞り値やレンズまで乗ってます。いかに写真という表現メディアが力強いものかを思い知らされます。


漫画

チ。ー地球の運動についてー

これはすごい漫画が出てきた、とネットでお試し版みたいなのを読んだのを覚えています。キリスト教の思想に覆われていた中世ヨーロッパで天体の美しさに見せられ、社会を支配する論理に科学で立ち向かった人たちがオムニバス形式で描かれます。真理のために戦う人たちがマジでかっけえ。まだまだ連載中なので、これからも追っていきたい。

第一話はここから読めます。


単行本

「もの」はどのようにつくられているのか?

これ、何で読んでますか? iPhone?Mac?パソコン?それが何でどうやってできてるか、考えたことあります?僕はないです。僕たちが持っているほとんど全ての「もの」のつくられ方が載ってて、有名な事例とともに作る際のコスパとかスピードとか、その生産方法の持続可能性とか工場に発注するときの注意などが事細かに載ってます。なんか作りたくなってくる。納豆の容器とか再定義したい。あと地球儀も作りたいかも。誰か作らん?


フィッシュ・アンド・チップスの歴史

ロンドンに行ったとき、ロンドンの街自体はめっちゃ臭いし汚いしで全然好きになれなかったけど、大英博物館の前のレストランで食べた白身魚のフィッシュアンドチップスはマジでうまかった。そのイギリスのソウルフードの歴史から今のイギリスの社会構造などを読み解いている。食べ物とかもので歴史を語る本とか結構好き。紅茶の歴史って本も高校の時読んで好きだった。


大論争!哲学バトル

歴代の著名な哲学者たち、ニーチェやプラトン、サルトルや荘子などがあるトピックについてゴリゴリに議論するめっちゃおもろい本。イラストがめっちゃイケメンになってて笑う。ソクラテスが司会になって、いろんな時代の哲学者たちがバリ議論する様子が超わかりやすい。ちゃんとしっかり描く哲学者の思想や用語についても説明が入るので、哲学にちょっとでも興味があったら入門におすすめかも。もっと興味があったら『図鑑 世界の哲学者』もおすすめ。去年の誕生日プレゼントで貰った


新書

人新世の「資本論」

新書大賞もとった超人気作なので説明は不要でしょ。こんな過激な本が流行ってること自体、ちょっとずつ日本社会も変わりつつあるのか持ってうれしくなっている。少々現実味を欠くかも知れないが、辛辣な現代「サスティナビリティ」批判とダイナミックな代替案の提示はとっても鮮やかで、一つの議論のきっかけには最高かも知れない。

マルクス主義に興味を持ったら『武器としての「資本論」』もおすすめ


資本主義に出口はあるのか

上の本を読んで資本主義にシニカルになってた時期に読んだ本。現代資本主義・民主主義の成り立ちがロック・ルソーの思想をベースにとても腹落ちがいく。


リスクの正体

コ口ナなり気候変動なり地震なり、ニュースとか見てると日々我々は何らかのリスクに追われているように感じるけど、いかにそういうリスクとうまくお付き合いしていくかがこれまで日本や世界を襲ってきた様々な「リスク」から読み解く本。各リスクが見開き2ページ分の短編に纏まってるので読みやすい。


小説・エッセイ

遠い太鼓

村上春樹さんは今でいう多拠点生活みたいな感じで世界中を転々と住みながら色々書いてた時期があったらしい。ノルウェイの森の執筆バックストーリーとかも知れておもろい。ザ・村上文学が苦手な人はこっちなら村上さんが可愛く見えるかも。ギリシャの島々に行きたくなる。


逆ソクラテス

哲学にどハマりしている頃に伊坂幸太郎が最新作として出してたので、即ポチ即読した。少年少女たちが大人たちの固定観念を破っていく姿を過去の偉大な立つ学者像に照らして描いているところが痛快で一瞬で読める短編集。スナック感覚でおもろい本読みたい人におすすめ


ガンジス川でバタフライ

高校の部活の大大先輩のインド紀行文。高校の時の学級文庫にあって、授業中に笑い堪えながら読んでたけど、今読んでもほんまにおもろい。ガンジス川でバタフライしたくなる。マジでこんな旅したい。そもそもそろそろ旅に行かせてくれ。


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いかがだったでしょうか。

もっかい言いますが、広告でも何でもないです。わかりやすいと思うんでアマゾンのリンクとか貼ってますが、このリンクから買っても僕に何の利益もありません。LINE Pay送金してくれてもいいですけど

てか、アマゾンとかに絶対稼いで欲しくないんで、そこらへんの書店とか図書館で読んでください絶対。ちな紹介した本のほとんどは早稲田大学図書館で読めます。早稲田図書館まじで最強なので、皆さんも学費分元取るくらい使い込みましょう。

オススメの本とかあったらコメントでもDMでもお待ちしてます。

では、いい無駄な自粛ライフをお過ごしください。

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