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社長の思い

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八鹿警備保障の代表取締役である田路智洋社長による手記。日々の仕事上の気づきや若社長としての心情を赤裸々に綴ります。
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2017年1月の記事一覧

八鹿警備のミッションの意味の考察

 弊社のミッションは「本物の警備の提供を通じて、日本における警備業のあり方を変えて行く」である。これは日本における警備業のあり方を変えて行くという目的のために本物の警備を顧客に提供するといいかえることが出来る。

1では「社会における警備業のあり方を変えて行く」とはどういうことかというと日本における警備業の社会的地位を上げていくという意味である。これは他の業種並の利益率を確保しながら警備に関わる従

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大切なのは「調理」

 昔何かの番組で秋元康氏がいい仕事をするための心構えとして料理の話を例に出して「手元にいい食材がなくても例えば自宅の冷蔵庫にあるような普通の食材でも美味しい料理ができる。大切なのは調理なのだ」ということを言っていた。なるほどと凄く納得したことを覚えている。

 仕事に入り込みすぎるとついつい弊社に足りないもの、上手く行かない事に目がいって凹んでしまうものだ。「あぁ、もっと会社の意向を踏まえてくれる

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ディズニーという「究極の差別化」

 この前、中企大時代の友人の結婚式に招待されました。場所は東京ディズニーリゾートが運営するミラコスタというホテル。

 ミッキーマウス他ディズニーキャラクター勢揃いのメルヘン溢れる式でした。彼の花嫁の大のディズニー好き(特にダッフィーが好きらしい)が高じてこのホテルを結婚会場にしたとのこと。彼女とは何回か会って話したことがあるけど、特にオリエンタルランドの関係者というわけではないし、素直で感じのい

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本物の警備が意味する「面白さ」

 池井戸作品は面白い。例えば「ルーズヴェルトゲーム」にしても「下町ロケット」に「俺たち花のバブル組」にしても「鉄の骨」にしても設定は固いのにエンターテイメント性があって、読んだ後に晴れやかな気持ちになる。多分登場人物が何をするにしても基本的に「つきつめている」からなんだろうなあ。それがないと本当の面白さって生まれないんじゃないかと思う。

 今日、ある人からあなたの会社のミッッションってちょっと重

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自分が考える「お客様は神様」の意味

自分が考える「お客様は神様」の意味

 お客がコンビニ定員を無理矢理土下座させ、それをSNS投稿するなどこのところ「お客様は神様」の意味をはき違えている人が増えている印象を受けます。でも本当にはき違えているといえるのでしょうか。

 この点について私は「お客様は神様」と言う言葉の裏には数ある中から自分のところの商品なりサービスを選んでお金を支払ってくださるお客様に対して感謝の念を抱き、謙虚に接することが大切だという対人尊重の考えが存す

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新たな思い

みなさん、新年あけましておめでとうございます。

昨年は経営後継者として飛躍を遂げた年であるとともに会社における様々な問題点に直面し、苦しんだ年でもありました。

なにより大きな課題として持ち上がったのが人手不足問題。今日自分が現場に行かなきゃいけないのも結局は現場で人が不足している何よりの証。

この問題を解決するためにはもちろん待遇を良くすることが大切です

しかし大手と違い、資本力がない弊社

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