八鹿警備のミッションの意味の考察

 弊社のミッションは「本物の警備の提供を通じて、日本における警備業のあり方を変えて行く」である。これは日本における警備業のあり方を変えて行くという目的のために本物の警備を顧客に提供するといいかえることが出来る。

1では「社会における警備業のあり方を変えて行く」とはどういうことかというと日本における警備業の社会的地位を上げていくという意味である。これは他の業種並の利益率を確保しながら警備に関わる従業員が家庭を築けるようにしていくということです。すなわち①売上高営業利益率が全業種の平均を上回り、②弊社隊員が家庭を養えるだけの給与を手にするようになり、③その状態を維持したまま全国展開していく、という現在の水準からは夢のような状況にしていくことを意味する。ちなみに①〜③は優先順位を示した。

(1)まず①について。この点について警備業の社会的地位を向上させるということは社会の一員である取引先から警備が高く評価されることであり、それは取引先が警備に対して高い付加価値を付与することを意味する。その付加価値は何かというと警備という本業に対する利益である営業利益のことである。その比率こそが売上高営業利益率である。警備業の場合、弊社のそれを含め、それが全業種の平均を大きく下回っている。それをとりあえずは弊社が全業種の平均まで上げていこうと考えるのである。

(2)次に②について。この点について警備業が社会的に低いというイメージをもたれている原因のひとつにそれに関わる人が社会的に孤立している場合が多々見受けられるということがある。それは結局社会と関わりをもたざるをえない家庭を持つだけの経済力がないからではないか。それをなんとかしたいということである。そうすれば弊社の地域において日陰者の多い警備業というイメージは改善されるのではないか。

(3)最後に③について。「日本における…」とうたった以上①②のような弊社を全国に普及させることが筋だと考える。

2「本物の警備の提供を通じて」というのは上記①②③を実現させるための手段と言う意味である。では本物の警備とはなにかというと防犯・防災・初動対応の徹底というお客様に対する安心・安全の提供、それに付随する安心感の提供という本来の警備を徹底し、究めることである。これが出来ている業者があまりに少ないことが警備業が社会的に低く見られる一因になっているものと考える。

3しかし上記①②③を達成するためには本物の警備のためにお客様がそれなりのお金を出してもいい、出したいと思わせることが必要である。そのためには踊る警備やDJポリスといった小手先でないサプライズが必要かもしれない。でも警備という一見見え難いサービスでそれをするのは至難の技。やはり当たり前の先にある何かをつかむまでまずは凡事徹底するしかない。それをはかる指標としてまずは顧客満足度でビジョンを設定していくつもりである。とりあえずそれで弊社のサービスの質を分析していく。そのためにお客様アンケートを今取引先にお願いしている。

 なので取引先の皆様、どうか弊社のサービスレベル向上のためご協力よろしくお願いします!




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