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自分が考える「お客様は神様」の意味

 お客がコンビニ定員を無理矢理土下座させ、それをSNS投稿するなどこのところ「お客様は神様」の意味をはき違えている人が増えている印象を受けます。でも本当にはき違えているといえるのでしょうか。

 この点について私は「お客様は神様」と言う言葉の裏には数ある中から自分のところの商品なりサービスを選んでお金を支払ってくださるお客様に対して感謝の念を抱き、謙虚に接することが大切だという対人尊重の考えが存すると思います。

 上記のようにコンビニ定員を土下座させるお客の行為は、強要罪・恐喝罪等の構成要件に該当する可能性があり、道義的にみてもどんな理由であれ、およそ相手の立場を軽視する身勝手この上ない行為である点で対人尊重の考えに著しく反する行為です。

 よって上記お客には「お客様は神様」であると主張する資格がないと私は考えるのです。

 このような自分の権利ばかり主張して相手のことをまるで考えない人種は今いろんなところに増殖しているように思います。現場仕事をしている時にもそういった方を見かける場面もたまにあります。どこでとはあえて申し上げませんが…(笑)。

 自分はそうなっていないだろうか。自分の考えばかり正当化して押し付けたり、頭ごなしに否定したりして相手の思いを踏みにじる人間になっていないだろうか、常に自問自答する必要があると感じる今日この頃です。


 

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