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地域コミュニティでどうやって食っていくのか②

①の続きです。

私の仕事の仕方や地域活動について、うちの夫はどう思っているのかという話。

良くも悪くも距離のある夫

なんと、ほぼ活動に関してノータッチです。たまに車を出さないといけないときは、運転手には、なってくれ…る…?「この日は私、車使うから」というときは、我が家に1台しかない車を優先的に使わせてくれている感じではあります。

あまりにも影が薄すぎて、私のことをシングルマザーだと思っている保護者もいたりします。笑 それどころか、常に飛び回って働いている、土日もいっつも営業している状態のため、結婚すらしてないと思ってた!まさか小学生の子供が2人いるなんて!!と言われることも。

私があまりにも忙しすぎることについては、遠くから見守っている感じでとりあえず苦情はあまり言ってきません(たまには言われる)。そして、忙しい君に代わって、家事も育児もめっちゃ俺やるよ!!というワケでもありません…。我が家の家事育児の8~9割は、私がずっとやってる感があります。(「良妻賢母なんか知らねえ!そんな言葉撲滅してしまえ!!」と私が思ってる根っこがここにある)

こういう地域コミュニティ系の仕事をご夫婦で積極的に取り組んでいる方にお話を聞いてみたら、わりと運営方針などの意見がぶつかって険悪になることもあるらしく、しんどいこともあるそうで。口を出されたくないタイプの私としては、そっとほっといてくれている現状はちょうどいいのかもしれない、と思いつつ・・・もうちょっと中に入って、私が目指すものについて知ってほしいなとも思う。だって、自分らの子供たちにも大いに関係することなんだから。

稼ぎについて

ここ数年、私が赤字を補填しながら必死に育ててきた場所。最初のころ、「1年くらいで収益化できなかったらあきらめて閉じてもらいたい」と言われたことがあります。いいや、それはない。さすがに1年で安定できるビジネスなんて数えるほどしかない。最低でも2~3年は見ててほしいと言ったが、結果4年かかってしまった。しかも、赤字を脱して売り上げが目標を超えはじめた、というくらいで、私は働きに応じた給料を自分に出せていないです。

パートで外で働いたほうが、家計にはまだマシじゃないか!

と言われ、口論になったこともある。私はほとんど意地とも言える信念と、風邪もめったに引かないタフな身体(←自慢)でここまで走ってきたが、夫の言いたいことは痛いほど分かってる。

お前が頑張っていて、信念があるのも認めている。
こういう場所が地域にあったら、子供やお母さんたちが助かるのもわかる。
でも、、、我が家が家計を削り、妻や母としての時間を削ってまでやらねばならないことなの?割にあってなさすぎなんじゃないの?

・・・こういうことだ。うん。

そうね、、とても家庭に負担をかけてます。普通の妻、母にはなれなかった。でも、「こんな母がいてもいい、面白い」って子供らは言ってくれるんです。せめて、もっと稼げていたら肩身が狭い思いをしなくて済むってもんです。(私のほうがガタイがいいので、肩身狭い感じしてないけど)

実はわたしはこう思っている

私がやっているようなことって、「ソーシャル・グッド」っていう分類らしい。社会貢献、とかそういった要素の活動(ビジネス)をしているということ。昨年のクラファンで知った用語です。

実にソーシャル・グッドなことをやっているのに、稼げていない私。笑
ちょっと、、いや、だいぶ悲しいし、そろそろいいんじゃない…?私、もう少し自分にも給料もらってもいいんじゃな~い??!って。自分でも思っています。だれかこんな私に黙って投資してくれる、エンジェル投資家いないかしら。

コロナの感染拡大のたびに何度も経営揺さぶられたり、大口売上にあたるシェア会員が、解約するたびにビクビクしたり。いいかげん、自分の別事業収入で赤字補填(そして夫婦仲悪化)なんて、地域のために動いてるのに、家庭不和なんて、、、馬鹿みたいじゃない!!?って。実はしょっちゅう頭にチラつきます。

無理なビジネスモデルなのか?

家賃が安い地域 or 持ち物件でスタート、なら大いに使えるソーシャル・グッドビジネスモデルだと思います。ランニングコストを抑えることができるなら、家賃相当の給与を自分が+αでもらうことができるはずです。

小学生向けサービスを売り上げの主軸に置き、周辺の習い事事情なども下調べして、近隣公民館の習い事よりも少し価格帯を高く設定することで、住み分けもできます。公民館での習い事、サークル活動と被る内容の習い事ならば、曜日が被らないように配置するのも大切です。学校から近距離、できれば一番利用者が多い門のそばで、学校イベント時に解放される門側であれば、広告宣伝費を使わなくとも、表にチラシを出しておくだけでOKです。あとは口コミでお母さんたちの話題になるのを真摯に待ちます。

家賃負担が軽い地域での運営は、じっくりと地域と関わりながら取り組み、よい習い事講師を見つけることができれば、安定していくはずです。(この辺の運営方法やテナント選びのポイントについては、メルマガ形式で詳細を書いてみようかと思ってます)

・・・と、ここまで「大丈夫!」みたいに書いてはいますが、家賃がお高い都市部にこそ、こういった地域コミュニティが必要ですし、学校横に偶然物件持ってる方が、地域づくりに目覚める確率なんてどれだけあるのでしょう??(物件を持っているオーナー様を、熱意で口説き落とすってのはアリです。笑)

無理ではないけど、もっともっと!地域コミュニティの運営者がしっかり稼いで生活が成り立つレベルの収益であったほうがいい理由を書いていきます。

③につづく・・・



▽現在のお仕事▽
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