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ZAT

呼吸や姿勢というと
瞑想や座禅、どことなく宗教的、神秘的、スピリチュアルと
イメージがあってとっつきにくいという方も多いかと思われますが
ZATで行う呼吸と姿勢とはそのようなものではありません。

心技体や心身一如という言葉はZATでもよく使われますが
ここには解剖学、生理学、脳科学という側面から捉えるものになります。
気についても学びますが、これも単に精神世界という捉え方とは異なるものになります。

呼吸とは運動であり、運動とは感動であります。
生きていくとは息をしていくことであり
人は息を吐いてこの世に生まれ、息を引き取ってこの世を去ります。
人生観、死生観、そこにあるのは生き方、つまりは息方なのです。

不幸な人はいませんが、不幸になる呼吸をする方は
たくさんいらっしゃいます。
間違った呼吸の習慣は人生を息苦しいものにしかしませんが
その事について、本人は気がついていないか、臭いものに蓋をするのが
人間とも言えます。

顕在能力と潜在能力。
それは別々のものではありません。
しかし、間違った呼吸の癖や習慣が、それをバラバラにしてしまうのです。

何故、整息、息育なのか?
多くの人が忘れてしまった自然体としての呼吸を取り戻すための
ZATなのです。


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