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21卒就活体験談②~自分がどんな人間になりたいかを考えた話~



こんにちは、sinops内定者の広川です!

『大学を卒業したら働くのが当たり前だから就活する。
でも自分が社会人になるイメージも全くできないし、どんな職業が向いているかなんていくら情報を集めても実際働かなきゃわからない。
電車で通勤しているサラリーマンはみんな疲れた顔してるように見えるし、自分の時間も取れなさそうだし海外旅行にも気軽に行けなさそう。』

就活を始める前、私はそう思っていました。

あなたは社会人になりたいですか?
お金に困らず働かなくてもいいなら一生学生でいたい
と思う人もいるんじゃないでしょうか。

このnoteは社会人になることに対して夢も希望も全くもっていなかった私が、最終的にどんな理想の社会人像を描くようになって就職活動をするようになったか、について書きたいと思います。

大学3回生、なんとなく就活を始めた話

大学3回生になると、夏のインターンに向けて動き出す人が増えますよね。周りでも動き始める人が出てきて、私も興味のある会社を見てみよう、ぐらいの気持ちでインターンに参加しました。

大学では情報系の勉強をしていたので、いくつかIT企業のインターンに参加したのですが、実際に参加して思ったのは、
「楽しくなさそう」「私には向いてなさそう」でした。

業界研究など全くしていなかったのでリクルートやマイナビに出てきた有名な企業だったのですが、まあ、会社の職場ってこんな雰囲気だよな。でも他の参加者の人達会社の人もそんなに楽しそうじゃないな。と思いました。

それまではただ漠然と就職するならSEがいいかな、と思っていたのですが夏のインターンに参加したことでこんな会社は嫌だ、と思いました。笑

そして自分はどんな会社でならやっていけそうか、どんな職業が向いているのか考えるようになりましたが全くイメージできませんでした。

そもそも自分が社会人になった時のイメージも全くできないし、どんな職業が向いているかなんていくら情報を集めても実際働かなきゃわからないと思う。電車で通勤しているサラリーマンはみんな疲れた顔してるように見えるし、自分の時間も取れなさそうだし海外旅行にも気軽に行けなさそう。

別に社会人になることを志望していないのに、ESで志望理由を書かなくてはいけない。大学3回生のインターンシップへの参加で、自己分析が全くできておらず就活の準備が全くできていないことに気が付きました。

当時は、

就活の準備って何するの?
自己分析なんて自分のことなんだから自分が一番よくわかっているし。

などと思っていましたが、これを読んでくれている皆さん、違います。笑
noteにはたくさん就活の先輩がノウハウや記事をあげてくれているので、参考にしてくださいね:)

社会人になる準備を私は全くできていない。

そう思った時、学生のうちにやっておきたいこと、悔いなく社会人になる前にしたいことはないか考えてみました。実は私は大学入学当初、留学に行ってみたいと思っていました。何度か留学する方法がないか考えたものの、私の所属学部では難しくそのうち留学のことは考えないようになったのですが、やっぱり社会に出る前に留学してみたいな、と思ったのです。

こうして私は社会に出る前に、大学院に進学して研究留学をすることにしました。


フィンランドで出会った働く人たち


フィンランドのヘルシンキに留学し、衝撃を受けたのはフィンランドで働く人は毎日を楽しく過ごしているように見えることでした。

留学するまで全くフィンランドに興味がなかったので知らなかったのですが、ワークライフバランスがかなりいいんです。

16時に仕事が終わり、残業することはめったになく、仕事が終わってからは家で家族と過ごしたり、友達と食事をしたり遊んだりする。

私が毎週参加していたランゲージエクスチェンジの場でも自分の好きな時間に来て、楽しく過ごして自分の好きな時間にそれぞれが帰る。
金曜の夜なんかは大学の人も特に帰るのがはやかったです(残っているのは中国人や日本人などアジア人ばかりでした笑)。

社会人になって働くのは生きていくためのお金を稼ぐため、がんばって有休を取って旅行に行くときのためだと、割と本気で思っていた私にとって、平日に友達や家族との時間を持てる、社会人でもこんなにも毎日を楽しく過ごしている人がいることにびっくりしました。
そしてフィンランドで働く人には余裕があり、毎日を楽しく充実させている人が多いように見えました。

その時に私が思ったのは、
“社会人になっても毎日楽しく過ごしたい”でした。

これが、私が留学の経験を経て思い描いた私の理想の社会人像でした。


どんな大人になりたいか


こうして思い描いた理想の社会人像に、自己分析を通じてもっと具体的なものをつけ足していきました。

みんなで企画を練ったり話し合ったりすることが好き。
周りにいた先輩にいろんなことを教えてもらったり助けてもらっていたから、今度は自分もそんな存在になりたい。
そのためにいろんな知識を持っている人になりたい。


私の周りで、先に就職した友達や先輩から仕事が楽しいと聞いたことがほとんどなかったんです。

仕事がつらい、上司が理不尽だ、無駄な仕事が多い。

仕事が大変なのは当たり前のことだと思います。社会人として、責任を持って仕事をしなければいけない。それでも、一緒に働く仲間と一生懸命頑張れる会社なら、同じ方向を全員が向いている会社なら楽しく仕事ができそう、乗り越えられそう。

私はそう思い、sinopsへの入社を決めました。
会わせて頂いた社員の方々は、とにかく仕事のことを楽しそうに、ワクワクしながら話されている方ばかりでした。また会社が目指している方向が一つなので、目的や目標がブレることなく仕事ができると感じました。


実際にエントリーしていろんな選考が進んでからは全く心に余裕はなかったのですが最終的に入社する会社を選ぶときに私の基準になったのは、会社の規模の大きさや福利厚生等よりも、毎日仕事を楽しくできそうかどうか、でした。

大企業に入社したい、年収○○万以上ほしい、福利厚生が充実していてほしい。

そう思うことは間違っていないし、そこに仕事のやりがいや幸せを感じる人もいます。
就職活動を進めていくうえで一番重要だと私が感じたのは、

自分にとって何が一番大切か考えること
だと思います。

それを考えることで理想の社会人像を思い浮かべやすくなるのではないでしょうか。


最後に


私は毎日同じ方向を向いて同じ熱量を持って仕事ができたら幸せだと思います。入社するのがとっても楽しみです!

読んでいただきありがとうございました。
この記事を読んでくださった方の就職活動が少しでも上手くいきますように:)


以下のリンクに広川の自己紹介ものっているのでよかったらみてくださいね!




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