【神道解説】みんなに優しくなれる。神道で読み解くおかげさまの心とは？（保存版）

2024年8月28日 22:12

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私たち日本人は
「おかげさま」という言葉を
よく使ってきました。

日本人が大切にしてきた
「おかげさま」の心は、

目に見えない存在に対する
感謝の気持ちを表しています。

それは目に見えない存在
神様や仏様、ご先祖様が私たちの側で
見守ってくださっていて
支えて助けてくださっていると信じてきたのです。

それを日本人は

「御蔭様」

と表現してきました。

日常の中で、
私たちは多くの「御蔭様」に囲まれて生きています。

そして日本人にとって
見えない存在は、
物にも宿っていると感じています。

だからこそ
私たちは、食事のことを

「飯」

というのではなく、
御をつけて、「御飯」と
言ってきたのです。

そして、その御飯は
当たり前に手に入ったのではなく
何か不思議な力、
目に見えない御蔭様によって
与えてくださった。

そう感じていたからこそ
食事の前に「いただきます」と手を合わせ、
終わった後には「ごちそうさまでした」
と感謝の気持ちを表してきたのだと思います

私たちは何かを成し遂げた時も、
その背後にある見えない力や
支えを忘れないのです。

成功した時でも、自分一人の力だけではなく、
多くの人々や存在が助けてくれたことに気づき、
その「おかげさま」に感謝してきたのが
日本人です。

食事をする時、誰かと出会った時、何かに挑戦した時、
そのすべてに「おかげさま」の心を込めて、
感謝を忘れずに過ごしていく。

それが、日本人としての
美しい生き方だと思います。

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