休日の朝のこと【エッセイ】
めずらしく午前中にぱっちりと目が覚めた。妻とこどもを起こさないようにそっと寝室を出る。
エアコンをつけカーテンを開ける。いい天気だ。きょうも暑くなりそう。
朝食を摂ろう、と考えて、いつもならシリアルだけのところを、ブルーベリージャムを塗った食パンとバナナも食べることにする。
最近また体重が、筋肉や脂肪の諸々が落ちてきた気がするので、手厚めにエネルギーを補充する。
食後に昨日の洗い物を食洗機にかける。
水とスポンジでおおまかに汚れを落とし、パズルのように食洗機のなかに食器を配置していく。
食洗機が働いてくれてる間にトレーニングをする。
まずラジオ体操を真剣にやって、からだを目覚めさせる。しっとりと汗がにじんでくる。
つぎにスクワットで、大きな筋肉である太ももにじっくりと負荷をかけていく。
それから上半身、腹筋にはリングフィットのコントローラーを使って、まんべんなく馴染ませるように負荷をかける。
仕上げにもう一度スクワットをして太ももとアキレス腱まわりのストレッチをする。
一回目の食洗機が終わったので、二回目をかける。……こうして出来た隙間時間に何かするのが、うまく時間を使えている実感があって、けっこう好きだ。
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読んでいただき、ありがとうございます。
暑いですね。外を歩くだけで体力をじりじりと奪われるみたいに感じます。
もう少しすれば秋の気配がしてくるはずなので、それまでは温存温存で日々を過ごしていこうと思います。
それでは、また。
しんきろう