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鬱病のはじまりは本当にわからん
夜の19時くらいでしょうか、家でWeb会議をしていたら子供が部屋に入ってきてママが出ていたっと話をしてきたのが、妻の鬱病発症の日でした。
それから深まるばかりの心の溝。
当時の元妻と私の関係について今後詳しくできればと思いますが、人や社会人としてはリスペクトしてましたが、どこかドライな関係にありました。
とりあえず、妻に電話したら大泣きしており、お前(私)のことも全てのことが嫌になったということでした。
それから、友達の家に3日ほど泊まって我が家に戻ってきました。不在にしている間に友達の勧めもあり妻は病院に行ったらしく抗うつ状態と診断されたとのこと。
しかし、当時の私はうつ病と聞いてもピンとこないですし、妻が繊細で弱いだけだと精神論的な考えがどうしても抜けず、どんどん妻との心の距離が離れていくばかり。
妻に対して土日の昼間にいつまで昼寝してんだよとか思ったり、
あれ結構元気そうじゃんとか思ったり、
元気出ないとかマジ意味わかんねーとか思ったり、、、
今思い返せば、おそらく私はダメな人間を見る視線を向けていたのだと思います。
妻からすると自分のことを理解しようとしてくれない夫に絶望していたことでしょう。実際に離婚を決める話し合いの際にもそのような事を言ってました。
鬱病の方が人前では普通にしがちなことや、気持ちの起伏等を自分では制御できなくなってしまう事を知る由もありませんでしたし、実際それをすぐに理解するのはかなり難しいですね。。そもそも私が優しく接していない時点で終わってるわけですが、、それはこれまでの夫婦生活や関係値があるわけなので、急に優しく接するマインドになることも難しく、、すべてが良くなかったですね。。
妻は昔から精神疾患があるようなタイプでもなかったし、至って普通のノリが良い女性でしたが、鬱病が爆発する前の数か月間は「消えたい」や「すべてが詰まらない」といった言動がありました。土日は疲れたからと昼寝して動かないという事が結構ありましたので、後からよーく考えると前兆はあったけど、もうすぐ大変な事になるという事を本人含め誰も気づかなかったのだと思います。本当に積もり積もって爆発した印象です。ある許容範囲を超えると発症して”完全に治す”という事が難しいという意味で花粉症のようだなと思いました。
こんな感じで鬱病の妻と子供と私の日々が始まったわけであります。
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