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夫が子育てを頑張っても残念な現実

離婚する前までは、家事は50:50の家庭でした。
平日の朝ご飯は夫(私)がほぼ毎日作り、夕飯は妻が作る。
(どんなに泥酔して帰っても基本は私が朝作ります)
洗濯は私がして、妻は洗濯物を畳む。
(畳まないオペレーションにした話を後で書きます)
仕事内容や収入的な関係で、
子供の保育園のお迎えは週3~4で妻がやってくれてましたが、
私は週1+αで迎えに行き土日は私が公園に連れて行く。
平日は私が接待やプライベートな飲みに出掛けて、
妻は土日に友人と遊びに行ったり、たまの平日に飲みに行く。

こんな感じでしたが、
お互い仕事を頑張りたいし、お互い人生をエンジョイしたいのだから
家事や子育ては平等になって然るべきだろうと、
夫婦の考え方としては共通の認識を持っていました。

ここで面白いというか皮肉なのは、
社会はこの夫婦状況において、
夫のことは称賛するが、妻のことは羨ましがることが多いのです。
つまり夫にはプラスの評価が、妻にはマイナスの評価がつき易いのです。

「え、今日はこんな時間まで飲んでて大丈夫?良い旦那さんだね」とか、
「最近仕事を遅くまでやってるけど家のことは大丈夫?良い旦那さんだね」とか、

旦那とほぼ同じことをやっている妻は、ほぼ称賛されることはないのです。
さーこれは大変なことになります。。なぜか?
いつも夫ばかり褒められてウゼーとなるのです。

夫は知らないところでも褒められ、直接的にも褒められる機会がありますからストレスにはなりませんが、妻は人生を楽しむためにこの生活をしているのに、世間から面倒くさいことを言われてしまう訳ですからたまったもんじゃないですよね。

まぁそんなこと言わせておいて楽しくやれよと思うかもしれませんが、
完璧主義者で良くも悪くも真面目に受け取ってしまう妻としては、
もしかしたら流し切ることは難しかったのかもしれません。
どこまでダメージがあったか定かではないですが、
実際に周りから前述のようなコメントを言われてウゼーと漏らしてましたし、結構気にしてるなーという印象を覚えております。

妻が鬱病になるまでは、いくつかの過程があるわけですが、
(実はADHDだと診断されたり、子育てむずい、私との関係etc.)
本当はこうなりたい自分と、心からそうさせてくれない世間と、その世間を無視できない妻なりの葛藤があり、そして夫である私からはそれに対して”別に気にすんなよ”という態度で済まされたり、当時を思えば鬱発症に近づく小さな要因のひとつだったのかなと思いますが、なかなか難しいですね。。

今日はそんなところで。

とりあえず最近思うことは、元気があれば何でもできる。
本当にそう思います。

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